どうも、ヨウ-Pです!
いろんな切り口からカイゴのヒントをお届けしています!
介護は「五感」を意識することが大切です。
視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚。
全ての感覚を意識することで、介護は変わります!
特に、認知症ケアにおいては五感を意識することが重要になってきます!
そして、最後は「シックスセンス」です…。
というわけで、最終的には「介護×映画」の記事となっておりますので、映画好きな方は最後までお付き合いください。
五感がなぜ必要か?
人がコミュニケーションをするときに必要なのは、言葉だけではありません。
メラビアンの法則で『人の行動が他人に及ぼす影響は、言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合』とあるとおり、コミュニケーションにおいては言葉以上に大事なのは非言語コミュニケーションにあると言われています。
ここでは、視覚、聴覚だけが出てきていますが、介護の仕事をしていると、触覚、嗅覚、味覚も大切であることが見えてきます。
それは認知症の方と関わるときに特に感じることができます。
認知症の方は、言葉を認識する力が低下している分、五感がそれを補ってくれてるんでは?と感じ取れることがあるんですよね。
以前R-1グランプリで優勝した全盲の芸人さん濱田祐太郎さんが、なんかの番組で手で触って何かを当てることができるかってのをやってたんですが、健常者の方よりも早く何かを当ててはったんです。
やはり、目が見えない分他の五感を使うので養われていくそうなんです。
それと一緒で、認知症の方は言葉の理解がしにくい分、五感が働くということだと思います。
だから、認知症ケアにおいては特に五感が大切なんです。
では、ついでにメラビアンの法則について面白おかしく漫才したこちらの記事も覗いてみてください↓
視覚
視覚はメラビアンの法則でも55%を占めているとおり、五感のなかでも特に重要なことは間違いありません。
コミュニケーションにおいては、表情やしぐさなどを見て相手の感情を読み取ろうとしたりします。
だから、いくら丁寧に話してても、表情が固かったらダメなことがあるわけです(--;)
あと、視覚において認知症ケアでよく使うのが、慣れ親しんだ家具や思い出の品。
環境を安全という視点だけでなく、安心という視点でも捉えてあげると、最高の生活環境作りができるでしょう(^^)
聴覚
聴覚はメラビアンの法則では38%。
視覚に次ぐ情報源と言えます。
コミュニケーションにおいては、聴覚は言葉の強弱やイントネーションや声のトーンなどを感じとります。
きつい口調で敬語使ったって意味ないってことです(^^;
あとは、馴染みの音楽や癒しの音、自然のなかの音なんかを意識的に取り入れていくと聴覚を使った効果的なケアができると思います。
日常のなかで毎日繰り返されるチャイムの音なんかも、時間を認識するために有効なこともあります。
嗅覚・味覚・触覚
残念ながら視覚も聴覚も年齢と共に衰えることが多いです。。。
あとの五感も勿論使えます!
嗅覚は安心できる香り・匂いを探せばいい。
味覚は好みの食べ物や飲み物を探せばいい。
触覚も忘れがちですが、安心できる肌触りみたいなものはあるはずです。
肌着とか縫い目が内側にくると気色悪いから表裏逆に着はる人いますよね(^^;
手を握ってあげることで安心してもらえることも多いものです(^^)
あんたの手、ぬくい手やな~。
やれることはたくさんあるはずです!
まとめ(五感とシックスセンス)
五感は介護をするうえで絶対に意識すべきです。
認知症の方に限らずですよね。
私たちだって五感を使って生きているわけですから、そこを支援することは当たり前のことだと思います。
ちなみに食事は五感をフル活用してるんですよ~。
料理の音(聴覚)
⇒匂いがする(嗅覚)
⇒目で楽しむ(視覚)
⇒箸を持つ・食べ物を持つ(触覚)
⇒うまい!(味覚)
食事の介護でも五感を意識しましょう!
とはいえ、五感も衰えていくときがきます。。。
最後は、第六感。。。
シックスセンスです。
認知症の方って、もしかしたら第六感が鋭くなったりすることがあるんじゃないかって思うことありませんか?
超人的な能力ってやつです(゜ロ゜)
利用者さんは何かを感じておられるはずと思うことは、介護士にとって重要なことです。
どうしても声かけが雑になる職員さんに、こんな指導をしたことがあります。
利用者さんという着ぐるみのなかに俺が入ってる思って関わってみたらどうやろ~?
私と同じぐらいに利用者さんは何か感じ取ってるはず…と思ったほうがよいと思うんです。
五感さえ奪われていく利用者さんを守るには、第六感があるという捉えは僕は重要や思てます。
そんな第六感をも支援できるような介護士が現れたら、ぜひとも会ってみたい!
そして『シックスセンス2』を映画化!
coming soon ・・・?
ひとまず、『シックスセンス』を観ておきましょう!
幽霊が見える少年の物語です。
「認知症の人もシックスセンスで何かを感じておられるかもしれない!」と思える感覚を養ってください!