どうも、ヨウ-P(@s_y_prince)ことYO-PRINCEです!
いろんな切り口からカイゴのヒントをお届けしています!
りんごと聞いて何を浮かべますか?
そう!ニュートンです!
万有引力の法則です。
りんご=重力とすぐ言えちゃうぐらい常に重力を意識して介護をしています。
今日はそんなお話です。
りんごとニュートン
ニュートンは、りんごが木から落ちるのを見て重力を発見した!
これは作り話だそうです。
ニュートンの通っていた大学が休校になっている間に実家でのんびりと考えていたのが本当らしいです。
なんか残念です。。。
子どものとき、そんなことから新しいことを発見するってスゴイなって思ってたのに。。。
りんごってまたオシャレやなとか思ったのに。。。
今さら『りんご=重力』となっている脳は切り替えができないので、このまま【介護×りんご】で記事を書きたいと思います。
立ち上がりんご
立ち上がりは、介護するうえで大切な基本動作の一つ。
立ち上がりにりんごを感じてみましょう。
回りくどく言わずに言えば、重心がどこにあるかを感じるわけです
人間の体で重いのは頭とお尻。
この2つのバランスで考えれば重心が分かりやすいです。
まっすぐ座った姿勢は、お尻の真上に頭があって重心がそろっていて安定してます。
前傾姿勢になると頭の重心とお尻の重心がずれます。不安定な姿勢ですね。
重たい頭をさらに前にやれば、お尻が浮いてきます。こうやって重心をずらして立ち上がりがしやすくなります。
重心が今どこにあるか?
重心の位置を考えながら介助すればとても楽チンです。
あと、リスクの視点。
この重心のずれによる不安定さを感じていれば、どちらにふらつくリスクがあるかを感じることができて、自然と見守る場所等も変わってきます。
起き上がりや風呂から上がるときも考え方は一緒。
起き上がりんごに風呂上がりんご。
りんご(=重心)を感じてください。
筋力低下やバランス能力低下によるりんごの乱れ
ややこしい書き方しましたが、『りんご』すなわち『重心』の乱れです。
体をまっすぐに支えられなくなったときに、重心は乱れます。
りんごがゆらゆらして、今にもりんごが落ちそうな状況です。
体の左右どちらかに筋力低下があるのか、バランスを保持する力が低下しているのか。
重心の不安定さがどのように現れているのかを感じとりながら介助をするわけです。
見守りをする場合のポジションも、おのずと変わってくると思います。
左右だけでなく、前後への不安定さにも着目しましょう。
重心の不安定さに気づくことで、どこに障害があるのかが見えてくることもあります。
まとめ
ボディメカニクスという技術がありますが、今回は重心に絞って記事を書きました。
※ボディメカニクスとは、姿勢を安定させて最小限の労力で要介護者を支えたり、動かしたりすることができる介護技術のことです。
重心を常に感じることは私のなかでは介護の基本中の基本で、重心を制するものは介護を制すると言っても過言ではないと思っています。
重心を感じながら見守り、または介助をすれば、利用者さんの安全につながるとともに介助者の楽につながります。
介助者は余計な力を加えなくてもよいので、利用者さんの自立支援にもつながります。
重心がどう移動したのか。
移動したことによって次にどういう動きができるのか。
どの方向へのリスクが強まるのか。
そんなことを考えながら介助してみてください。
重心にりんごをイメージしながら。。。
秦基博の『初恋』という歌の歌い始めにこんな歌詞があります。
りんごはまだ青いまま落ちてしまった
青いまま落ちてしまわぬよう、介護技術を実らしていきましょう!