どうも、YO-PRINCEです。
こちらの記事の続き↓
さて、やる気スイッチに資するガイドライン風記事第一弾は『お金』です。
お金のために介護の仕事をしている人たちの思いを推察しながら、やる気スイッチを探していきましょう。
お金のために仕事をしている人がやる気が出ない理由
ここでは介護の仕事への熱意のあるなしは抜きにして考えてみたいと思います。
ちなみに当然ながら私としてもお金のためというのはあります。
頑張りに見合った対価がないとモチベーション下がりますからね。
お金のために仕事してる人の多くは、自身の頑張りへの対価が低いことへの不満、あるいは頑張って対価がどう変わるかが見えないことへの不安からモチベーションが下がっていくのだと思います。
さほど頑張りたくもないけど、純粋に給料が低いと感じモチベーションが下がる人もいると思います。
要するに、お金のために仕事してる人がやる気が出ない理由は大きくまとめると三つ。
①頑張ってるのになんで給料安いねん!
②どんだけ頑張ったら給料あがんねん!
③介護業界どんだけ給料安いねん!
さて、そんな人たちのやる気スイッチはどこにあるのでしょう??
お金のために仕事している人のやる気スイッチ
収入への不安や不満に対して、手っ取り早いやる気スイッチは収入アップしかありません。
とはいえ、上司や先輩の立場でそんなやる気スイッチを押すことはできないですし、すぐに収入アップにつなげてしまうことも危険なケースもあります。
では、どんなやる気スイッチがあるんでしょう??
お金のために仕事している職員Aのやる気スイッチがどこにあるのかを考えていきたいと思います。
キャリアパスをもとにキャリアアップ交渉大作戦!
上司・先輩の立場で職員Aのためにできることは、まずは具体的に収入アップにつながる方法をAさんに伝えることです。
それぞれの組織で収入アップのための方法は違うかもしれませんが、主任等への昇格を目指すか、まずは生活相談員やケアマネジャーを目指すかという選択肢になると思います。
収入アップを目指すなら具体的にこう頑張るというのを提示してあげるということです。
キャリアパス(キャリアアップのための道筋を記したもの)ですね。
『お金』という捉え方から『キャリアアップ』という捉え方に変えてあげます。
現実それしかないですし、それはどの業界においても一緒であるということも説明しながら、現実的な思考に変えてあげるということになります。
ここで組織によっては問題が生じると思います。
キャリアアップの方法が分からない場合です(-_-;)
おそらく介護業界では遅れている領域なので、キャリアパスはあってもうまく機能していないという組織が多いと感じています。
キャリアアップの道筋が不透明な場合にできることは、キャリアアップを目指す職員の気持ちを理解している上司や先輩が、その職員の思いを代弁し上層部へと相談していくことです。
上層部へと相談していくためには、その職員の思いをより具体的なものにしておいてあげる必要があります。
今こんなことに頑張っていて、これからこんなことに頑張ろうとしていて、将来をこんなふうに描いていて、短期目標としてここを目指しているといった具体的な内容をAさんとの話で聞き取っておくことです。
もしAさんにキャリアアップの障がいとなる課題があるのなら、これを機にしっかりと課題について話し合い改善に向けての話し合いもしておくとよいと思います。
こういった話を上層部としていくことは組織によってはかなりハードルが高い場合もあるので、なるべく良好な交渉ができるように準備しておく必要があるのです。
交渉の目的や内容をより具体的なものにしておかないと感情論になってしまいがちなので・・・。
あとは、交渉する上司・先輩は上層部からどういう答えが欲しいのかを考えておく必要もあると思います。
ここまで読んでみていいイメージが出来ない方も多いかもしれませんが、こうした動きを上司・先輩がしてくれるというだけでもAさんのやる気スイッチが押されると思います!
失敗であってもかまいません!
行動したことをしっかりとAさんに伝えてあげましょう!
こういう動きをまめにしていくことが、先々組織を変えるきっかけとなることも多いですから。
辞める選択肢も視野に入れてとりあえず「いま」を頑張る大作戦!
純粋に給与が少ないことで業界や組織への不満になっているなら、私の場合は激しく同調します!
だってほんまのことですし(^_^;)
なかには「介護業界は決して給料は悪い方じゃない」なんて意見もありますが・・・。
確かに中小企業の中での比較ではそうかもしれませんが、仕事内容に見合った給与かどうかという視点で考えれば、やはり給与は低いと考えます。
これだけ専門性高い仕事やのに給料安すぎるよな!
これでいいと思います!
さらにはこう言ってあげます。
この職場で自分の評価してもらえんかったら他探したらいい。僕もそう思ってるし。どこに行ってもやっていけるように成長のために頑張っといたほうがええで。今が無駄になるから。
辞める選択肢があっていいと伝えるんです。
さらには自分も辞める選択肢を持っていることを伝えるんです!
愛社精神のようなものは今の時代あまり好まれませんし、常に上を目指す思考であれば、部下や後輩はそんな話も受け止めてくれるはずです。
ましてや、部下や後輩にだけ言っているわけではなくて、自分自身も今の職場がダメなら辞めると言っているわけですから説得力があります。
できれば上のような話を、チャンスがあればメジャーリーグに行くプロ野球選手の気持ちで言ってあげてください(^_^)
そこまで大きく出られないならソフトバンクか巨人に行くぐらいにとどめても良いと思います(^_^;)
(他の球団のファンの方すみません・・・)
まぁどうあれ介護業界は引く手あまたですから、ステップアップのために他を探すというのはイメージはしやすいと思います。
ほんまに辞めたらどうすんねん・・・って声が聞こえてきそうですが、現実的なこととして最後にこう言っておきましょう。
どこ行ってもそんなに変わらんけどな(^_^;)
こんなふうにして、やる気スイッチは力強く押せます!
そうすれば、とりあえず今を頑張るか!という思考になってくれるはず!
その結果、今の職場がよくなればラッキーですし、自分も成長できたらさらなるラッキーですよね!
ぼんやりと見ている「いま」から、未来を見据えた「いま」へと捉え方を変えていきましょう!
まとめ
お金のために仕事をしている人たちへのやる気スイッチをまとめると・・・
①収入をあげるにはキャリアアップしかない!キャリアアップへの思いが確認できたら、その思いを後押しする動きを真剣にしてあげることでやる気スイッチは『ON』です!
②介護士の給与批判であればまずはドンと受け止め同調!自身もまたチャンスがあればステップアップを考えることを伝えつつ、転職も一つの方法であることを提示し、頑張るしかない「いま」に目を向けてもらうことでやる気スイッチは『ON』です!
以上、不満や不安もまずは共感がスタートです。
そして、お金のことはどうしようもないことが多いので、『視点を変える』というのが大切ということです。
それだけやってやる気が上がらないなら今の職場の問題が大きすぎるということですので、転職が妥当かもしれないということを最後に付け加えておきます。
お金のために介護の仕事をしているけど、やる気が下がっている方。
この記事を読んで、自分でやる気スイッチ押せそうなら押してみてください(p`・Д・´q)