すべての道は介護に通ず【暮らしかるモダンなブログ】

介護は人生の最終章を彩る!このブログは、介護にまつわるいろんな悩みを様々な切り口で捉えて解決に導く『介護の道しるべ』ブログです!

    ☞このブログは、介護にまつわる悩みを様々な切り口から解決に導く『道しるべブログ』です!

f:id:YO-PRINCE:20190630173329p:plain

 

『カイゴのヒントをお届けします!』

ーおすすめ記事その1ー

 

たかが紙パンツで価値観を理解し合いチームケアにつなげる方法


f:id:YO-PRINCE:20190320100225j:image

どうも、YO-PRINCEです。

「#介護にまつわる小さな引き出し」でツイートした内容を記事にしていきます。

今回はこちら↓

たかが紙パンツされど紙パンツの多様な価値観

会議で議論をしてみた

初めてこの議論を会議でしたとき、当然のことながら意見が分かれました。

1対その他全員(*_*;

『1』は私です(^_^;)

私の考えとしては、純粋に「もったいない」という感覚。

どんなことを考えていたかと言うと・・・

①まだ新しくてキレイからまだ使えるのに捨てるのはもったいない。
②その都度捨てていたらかなりのコストがかかってしまう。
③それほど不潔とは思えない。
④利用者さんの多くは少し汚れていても履こうとされる人が多いので、利用者さんも“もったいない”と思っているのでは?

ざっくりこんな感じです。

で、入浴後紙パンツを更新するべきという職員さんの考えは・・・

①自分なら替えてほしい。そのまま履くのはイヤ。
②一度肌に触れたものを履いてもらうのは考えられない。
③自分の家族なら“もったいない”からそのまま履いてもらうと思うが、仕事としてなので履き替えてもらうべき。
④夏場なら汗もかくのでなおさら履き替えてもらうべき。

そんな意見が出ていました。

私としてはいろんな意見が出ることは想定内でしたが、思った以上に「替える」派が多かったことは想定外でした(^_^;)

その後、他でも意見を聞いていると、「そのまま履く」派の考えの方も一定数おられ、若干「替える」派の人の方が多いのかなといった結論に至ってました。

ちなみにこの時の会議の結論は、入浴後に紙パンツが汚れていなくても「替える」となったのでした。

なんせ私の意見は一人だけでしたので、当然の結果だと受け入れました。

少なくとも私の目的は果たせたので一歩前進!

その目的は冒頭ツイートのとおり、チーム内で価値観を理解し合うということです。

Twitterでアンケートをしてみた

今回冒頭のツイートをした後、いくつかコメントをいただくなかで皆様の興味関心を感じたのでアンケートをとってみることとしました。

冒頭ツイートのとおり、答えはどっちでもよくて多様な価値観を理解しあうことが大切と思っているので、アンケート結果についてはどうでもよいことでした。

ただ、そこから何か見えてくるかもしれないという好奇心からやってみたんです(^_^;)

すると、多くの方からコメントをいただきました!

そこには、会議の時のやりとり以上の多様な価値観が寄せられました。

最初に先行したコメントは、やはり「替えるべき」という意見で、「そのまま履く」派の私としては小さくなっていたのですが・・・

その後、「世間体で交換している」「履いていた時間によって考える」「替えるのが普通になっている」といった意見が寄せられました。

「コスト意識の低さが背景にあるのでは?」との指摘もありました。

そして1日を経たアンケート結果がこちら↓

「紙パンツ論争」における分析

決して論争ではなかったんですが、「紙パンツ論争」とネーミングすることで記事を盛り上げておきたいと思います(^_^;)

上記のとおり、アンケート結果は・・・

「そのまま履く」38%
「替える」62%

最初から「替える」派が多いことは分かっていました。

お風呂好きの日本人ですから、すっきりして清潔な服を着たいというのが日本人の常識に近い感覚だろうと思っていたからです。

それぞれの考えるベースは自分の価値観になってくると思うので、「自分だったら」の思考による意見が多いと思います。

自分だったら「一度履いた紙パンツは履きたくない」という人が多いということだと思います。

正直なところ、そんななかで入浴後に紙パンツを「そのまま履く」という意見は言いにくい(-_-;)

「不潔なやつ…」とか思われやしないかと思ってしまったり・・・。

少数派であるというだけでも言いにくいわけですから、「不潔」と思われるかもしれない意見を言うことは普通の人間には相当勇気がいります。

私が会議でその意見を言えたのは、そういう意見が言いやすい雰囲気があったことと、メンバーにも恵まれていたことがありました。

まぁ私の場合はお笑い芸人がしょーもないことを主張し続けるようなノリで言うので、案外どんなことも言えます(^_^;)

えっ!?履いたとこの紙パンツ捨てるんもったいないですやん!?こんなん思てんのん僕だけ(@_@;)

そんな感じです(^^;

出来る人おられたらやってみてください(^_^;)

いい感じで周囲は苦笑いです。。。

そんなことはさておき、誰かが少数派の意見を言いやすくしないと、少数派の意見は出てきにくいものです。

ちなみに、偶然か分からないですが、ツイッターのアンケートでも少数派であろう意見が出てくるのはややタイムラグがありました。

私なら少数派であろう意見をツイートするのは抵抗感があり様子を見ます。

そんななかでも「そのまま替える」派の意見をズバッと言える人がいるんですね( ・`д・´)

そうすると、中にはハッとする人もおられて、思考が広がる方もおられます。

私としては実際の会議等でどちらかに偏りがちな価値観の話をするときは、少数派の意見をズバッと言える人の意見を大切にするようにしています。

なぜなら、チームで介護をしていくうえでは、答えを出すこと以上に、価値観の広がり、価値観の理解のし合いこそが重要と考えているからです。

紙パンツをコスト面で考えてみる

Twitterのなかでは、コスト意識についてのツイートもあったわけですが、私としてもそこは欠かせない視点と思っています。

参考までにコスト面で考えたことも簡単にまとめておきます。

紙オムツは、特養や老健、ショートステイ等では施設が費用負担しますし、在宅のデイサービス等では利用者負担になります。

当然のことながら他人のお金という意識が必要です。

施設負担の場合は経営的視点にもつながってくることということになります。

毎日の紙パンツの使用を考えると、コスト面でもじっくり見つめなおすことも必要になってくると思います。

仮に50人規模の特養で、毎日15人の利用者さんが午前中に入浴したとします。

15人のうち10人が1枚80円の紙おむつを使用としたとして、

10人×80円=800円

同じような状態の利用者さんを月~金曜日に入浴介助したとして、これを1ヶ月(20日間とする)続けたとします。

800円×20日=16000円

これで月16000円として、1年間づづけると・・・

16000円×12ヶ月=192000円

入浴後の紙パンツ更新だけで年間192,000円の費用が発生しうる・・・。

少なく見積もっても年間100,000円の費用が発生しうるということになります。

100人規模の特養なら年間200,000円

これを多いと見るか少ないと見るか・・・これもまた価値観に相違が出るかもしれませんね・・・。

まとめ

ツイッターでのアンケートも終え、私のまとめがこちら↓

介護士さんでいろんな価値観があるということは、利用者さんにも当然いろんな価値観があるということに向き合えるチャンスです。

やはりいろんな価値観を理解し合うことは大切で、それこそがチームをまとめる大きな力になってくれるはずなのです!

あと、加えて、コスト意識の面でも考えるきっかけにしてもらえたらと思います。

今回はTwitterでのアンケートをしてみて、自分自身も思考を広がることが出来ました。

出来る限り頭の中を柔軟にしておいて、これから先いろんな価値観の利用者さん、職員さんとの出会いに備えておきたいと思います。

今回の記事を読まれた皆様も、今回の記事で自分の施設ではどうなんだろうと気になることがありましたら、ぜひまずは価値観の共有をしてみてください。

では、今回は、次回の記事の予告をしておきたいと思います。

今回の記事で感じたこと↓

「価値観」を広げるにあたって障がいとなる2つのことについて考えさせられることがあったので、そのことを次回記事にします。

ーおすすめ記事その2ー

 

スポンサーリンク