どうも、YO-PRINCEです。
先日「4次元」についてあるテレビ番組で学ぶ機会がありました。
その説明がとっても分かりやすかったんです!
「東野幸治の宇宙科学特捜隊 アインシュタイン先生、世界は“ひも”でできていました!」という特番でした。
その番組を見て4次元について考えていたところ、介護の考え方とよく似ているところがあることに気づいてしまったのです!
名付けて「4次元カイゴ」です!
4次元を分かりやすく説明!
この特番では、『4次元』を紙芝居形式で説明されてたんですが、とにかくその説明がとっても分かりやすかったんです!
あの紙芝居を皆様にあのまま届けたら一番分かるんですが、そうもいかないので言葉でできる限り分かりやすくお伝えしたいと思います。
では早速、1次元から順番に説明していきます。
例えば私が道を歩いていたとします。
前と後ろにしか進めません・・・これが1次元です。
私の行く先に岩があり、前に進めません・・・。
横に動けば岩をよけるできるので私は横に移動して岩をよけて前に進みました。
横にも動けるというのが2次元です。
次に、私の行く先に横になが~く続いた壁が現われました。
横に移動しても前には進めません。
そこで私は壁をよじ登って壁を乗り越えて前へ進みました。
前と横だけでなく上がある!
これは3次元です。
話は変わって、私は四角い箱の中に入れられてしまいました。
この箱からどうしたら外に出られるのでしょうか???
箱から出られる方法が4次元なのです!
記憶を辿ってまとめてみました(^_^;)
こんな内容の紙芝居で説明されていたのですが、分かりやすくないですか??
それにしても、どうやったら箱の外に出られるのでしょうか?
それはまだ科学的に解明されておらず、誰も分かりません。
まぁ・・・分からなくてもいいんです(ー_ー)!!
とにかくこの世は「縦・横・高さ」の3次元!
私たちが目で見ている世界が3次元です。
理屈では説明できないのが4次元なのでしょう・・・。
私の考える介護イメージは4次元だ!
さて、この4次元のイメージは私の介護観とよく似ています。
いや!似ているというより介護はこうあるべきだと思っているイメージです!
以前こんな記事を書きました↓
介助は「タイミング」と「ベクトル」が大切と書いています。
「ベクトル」というのは、力の大きさと向きを持った量のことです。
なので、3つに分けるとしたら「タイミング」「力」「方向」ということになります。
介護って、何も知らない人間からすれば、まずは「力まかせ」から始まると思うんです。
とにかく持ち上げて体を運んだり、命令口調で行動を抑えつけたり・・・。
これは1次元カイゴです。
力だけでは介護できないことに気づいた介護士は、「方向」が大事なことに気づきます。
身体を動かすのに動かしやすい方向を知れば力をそれほど使わずに済むことを知ったり、どの方向で声かけをすれば動いてもらえるのかを考えたほうが声かけが楽なことを知ったりします。
これが2次元カイゴ。
あとは、タイミングです!
力を入れるタイミング次第で簡単に体が動いたり、声をかけるタイミング次第で動いてもらえることがあります。
これが3次元カイゴで、ここまでが誰もが分かる介護だと思っています。
介護は、この3次元では説明しきれないことがよくあります。
えっ?どうしたらあの利用者さんお風呂に入ったんですか!?
さっきまでBさんめっちゃ怒ってましたやん!今、めっちゃ笑ってますやん!
介護は魔法と言われることがありますが、理屈では説明できないような介護があるもんなんですよね!
これが4次元カイゴです!
どうしようもない状態で箱から抜け出しようのなくなったおじいちゃんを箱から出してあげてしまう介護をする人たちがいるのです。
力でも方向でもタイミングでもない・・・何を使って箱から出す介護をしているのでしょうか??
アインシュタイン先生の説に沿って「時間」を使え!
4次元の話に戻します。
4次元を説明する時、アインシュタインは4つ目は「時間」としています。
正直、どういうことか分かりませんよね・・・(^_^;)
前述のとおり、4次元は分かっていないので分からなくていいと思います(ー_ー)!!
とはいえ、4次元カイゴにおいてはこの「時間」説を正解と捉えていいのではないかと考えています。
4次元カイゴをする介護士は、「時間」をうまく使っています。
認知症ケアであれば、その方がどの時間軸にいるのかを考えながら、その世界に飛び込んだりします。
この記事の感じです↓
認知症でなくとも、私たちが過去のことを悔やんでいたり懐かしんでいたり、未来のことを思い描いたりといったことを日常のなかでやっていることを考えると、相手が頭の中で思い描いている時間軸に合わせて向き合うことって大切なことだと思うんです。
相手が「いま」を考えているのか?
「未来」なのか?
「過去」なのか?
何かを探して「過去」を思い返しながらさまよっている利用者さんに、「いま」のトイレの話をしたところでうまくいくわけないんです。
きっと有能な介護士は、見える3次元だけでなく、「時間」をうまく使っているんだと思うわけです。
それが、4次元カイゴなのだ!!
まとめ
私がこれまで介護をしてきて作り上げてきた介護観は、この4次元カイゴですべて説明できるといっても過言ではありません。
4次元を解明するために全世界の科学者が研究を進めておられるようです。
そうすればテレポーテーションのような夢の技術が実現するかもしれないわけです!
介護士も負けてはいられません!
介護はまだまだ発展途上ですから!
私としては4次元カイゴを推奨します!
「タイミング」「力」「方向」「時間」
今後、4次元カイゴをよりわかりやすく言語化していくことで多くの介護士がそのスキルを身につけていけば、介護業界も明るくなるかもしれません!
というわけで、今回の記事は100%前向きに仕上げてみました。
もっと前向きに介護を考えたい方はこちらの記事もご覧ください↓