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ザブングルが介護ボランティア?『エンターテイメントとしての介護』を再考する


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どうも、EverythingをEnjoyするYO-PRINCEです。

『介護のA to Z』シリーズです。

今回は介護の『E』で、Entertainer(エンターテイナー)です。

介護はまだまだネガティブな側面が目立ってしまう傾向がありますが、人を楽しませることが得意な介護士は実に多い!

特にデイサービスの介護士さんなんかは、楽しませることに関してはプロ意識さえ感じます。

それはもうエンターテイナーです!

そんな私も介護士1年目にしてエンターテイナーとしての道を歩み始めました。

きっかけは「女装」でした(^_^;)

介護士が必ずしもエンターテイナーである必要はないと思いますが、エンターテイナーであることで介護をより楽しむことが出来る側面はあると思います。

ただ、プロのエンターテイナーが罪滅ぼしのように介護のボランティア活動をするというニュースを耳にして、ちょっと複雑な気持ちになっています。

「エンターテイメントとしての介護」についての記事を書こうとした矢先のこのニュース。

なんだか記事が書きにくくなってしまったわけですが、今一度「エンターテイメントとしての介護」について再考してみたいと思います。

介護は「ネガティブ」…エンターテイメントとしての介護で「ポジティブ」に転換

介護という仕事は、年を取り介護が必要となった方が普通に生活できるように支援する仕事です。

介護は人の手を介すことが介護というイメージがありますが、なるべく自分で生活できるように環境を整えることから介護は始まります。

後で触れますが、そこからすでにエンターテイメントとしての介護は始まっています。

エンターテイメントというのは「人を楽しませる娯楽」のこと。

人を楽しませるような介護でなければ、どうしても「辛さ」が勝ってしまいます。

介護が必要になるということの多くは「辛さ」が伴い、当然のことながら「ネガティブ」から始まることがほとんどですから。

そこをできる限り早くに「ポジティブ」に変換するには、エンターテイメントとしての介護が必要だと考えます。

映画「パッチアダムス」に学ぶ“笑い”を取り入れた介護

介護は、自分で生活できるための環境作りから始まると書きました。

「出来る力」に着目することは忘れてはなりません。

ところが、「辛さ」ゆえに「出来る力」に気付けなかったり気づこうとされなかったりします。

そんな状態の方に真正面から向き合うのは無理があります。

そこには「笑い」が必要なのです。

「パッチアダムス」という映画があります。

笑いを医療に取り入れた実在した医師の物語です。

「笑い」というのは心の扉を開けてくれることがあります。

介護に使わない手はないですよね(^_^)

「笑い」を取り入れる方法はパッチアダムスがしたような手法だけでなく多種多様です。

「笑い」のツボは相手によって違いますから。

「笑い」を起こせる力はあるに越したことはない!

とはいえ、笑わそうとすることが「笑い」というわけではないと思っています。

もっと自然な形でできる「笑い」があります。

それこそが介護において最強の「笑い」です!

それは、不器用なぐらい相手を真剣に思うことだと考えています。

真剣に考えていると笑えてくることが多い介護現場

介護は「想像力」と「創造力」の仕事です。

人の生活がよりよくなるように様々な工夫を考えるのが介護です。

先に述べたように、介護は環境を考えることから始まるわけですが、そこから「笑い」は起こります。

真剣に考えるがゆえの「笑い」です。

例えば、部屋の中の設えを考えてみる。

この奥さんとの写真どこ置きますか?

どこでもええで・・・。

いやいや、めちゃくちゃええ写真ですし、目立つところに飾りましょうよ!

いや・・・ほんまどこでもええから(-_-;)

こことかどうですか!?

そこでええ!そこにしよ(^_^;)

…まぁ、例えばこんな感じですね(^_^;)

相手に真剣になる姿って笑えてくることあるじゃないですか?

天然な人に多いかもですけど・・・。

ただの天然のように見えるかもですが、実はこれかなり「想像力」を働かせている結果のやりとりなんです。

その人にとって、この写真をどこに置くことが今後の生活を豊かにしうるのかと真剣に「想像」しているのです。

そんなふうにしてこれからの生活を「創造」していくわけです。

やはり、介護は「想像力」と「創造力」の仕事なのです!

その先に「笑い」が起こり得るのです!

環境作りの段階でさえ「笑い」は起こせるのだから、介護士の手で介護がなされる段階においてはいくらでも「笑い」が起こる場面はあると思います。

日常に当たり前のように「笑い」を起こせる力があれば、しんどい介護を楽にしてくれることがあるのです。

もう存在がエンターテイメントのような介護士。

いるだけで笑えてくるような(^_^;)

周囲の介護士をも楽にしてくれるかもしれないパワーがあります!

芸人に介護はできるのか??

冒頭のニュースを聞くまでは、もっと純粋に『笑い』が起こせることの強みについてこの記事を書こうと思っていました。

ニュースを耳にして、芸人なら介護ができると思わせるような記事にしたくないとの思いが芽生え、記事の内容について再考しました。

再考して見えてきたものは、介護に必要な「笑い」は、ここまでの記事で書いたとおりもっとシンプルな『笑い』でした。

日常のなかでなんかホッとするような『笑い』です。

芸人の作りあげる『笑い』は非日常の『笑い』です。

芸人が作るような『笑い』は、それはそれで介護をするうえでの強みとなると思いますが、介護をする人の基盤とはなりがたいと思っています。

私たち介護士は『笑い』の先にあるものを見ています。

『笑い』によって介護をする関係がよりよいものとなり、これからの生活をよりよくしていこうと考えています。

『笑い』が起きて満足する以上のものを『エンターテイメントとしての介護』は目指しているのわけです( ・`д・´)

日々のなにげないやりとりの中で思わず「笑い」がこぼれ、日々が楽しくなるような介護です。

きっとザブングルの加藤さんはボランティア先でこう言っていると思います。

悔しいです( ̄□ ̄;)!!

まとめ

以上、介護の「E」、Entertainer(エンターテイナー)でした。

介護の仕事を始めてから、長く『エンターテイメントとしての介護』を大切にしてきましたが、今回この記事を書いているうちに『人を楽しませる』ということが対象者に真剣に向き合うがゆえの自然なエンターテイメントであることに気づかされました。

芸人が目指す『笑い』とは明らかに質の違うものです。

極めて日常の『笑い』で、介護士の存在が穏やかな娯楽になるようなイメージです。

とはいえ、芸人が作り出す『笑い』は非日常においては介護でもあらゆる場面で使えるのでそれはそれで有効活用したいなと思っています。

それに漫才などを見ることで日常であれ非日常であれ『笑い』の力が身についていくことは確かですので、介護にも活かせるエンターテイメントの部分では芸人さんをリスペクトする気持ちは変わりません。

闇営業問題等報道されていることはもちろんいけないことがいけないことですが、その業界にしかわかり得ない色々なことがあるかもしれないな・・・と思っています。

介護業界のことを知らない人から介護業界のことを言われたくないのと一緒ですね。

介護をどういうふうに捉えているのだろうという面では、複雑な思いはあるのは確かです。

ザブングルさんが介護施設でボランティア活動することの是非については今後を見てみないと何とも言えませんし、メディアが報じる内容だけでは真実は見えてこないですが、どうあれ介護業界がよくなることにつながればと願っています。

最後に、誤解のないように付け加えておきます。

エンターテイナーは介護士の誰もが備える必要はないと思っています。

いろんなタイプの人が介護現場にいるなかで、エンターテイナータイプの介護士が一人でもいると現場全体が楽につながるということです。

ムードメーカーみたいなもんですね(^_^)

 

では、次回は介護の「F」、Family(家族)で介護のこだわりを記事にしたいと思います。

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