どうも、YO-PRINCEです。
10/31はハロウィンですね。
渋谷は毎年大盛り上がりのようですが、こちらの田舎は全く静かです。
都会の介護施設ではハロウィンで何かイベントをされてるんでしょうか?
私たちは、日常においてもイベントごとが好きでイベントのたびにテンションをあげていますが、介護施設のイベントはどんなものでしょうか?
今日は「ハロウィン」きっかけで介護施設のイベントについて考えてみたいと思います。
介護施設で行われる年間行事はマンネリ化している
介護施設では年間行事として毎月何か行事ごとが行われることが多いです。
花見、七夕、クリスマスなんかはどの施設でのもされているのではないでしょうか?
桜が咲けば花見をします。
桜を見るだけでは物足りないので、花見しながら弁当を食べたりおやつを食べたりすることがあります。
どこかへのドライブに行かれる施設も多いでしょうね。
そんなふうにして、その施設でのお決まりのパターンで年間行事として位置づけられることが多くあります。
いろいろ工夫してみれば、年間行事も発展してくんでしょうが・・・。
今なら地域との交流も求められているので、もっと地域と一体となった行事展開もしようと思えばできるんですが、そこまで力を入れられない施設って多いと思います。
なぜなら年間行事がマンネリ化しているからです。
行事ごとって大変だから去年のままでいいか…ってなっちゃうんですよね。
簡単に済ませすぎてる施設もあれば、無理して盛り上げすぎてる施設もあり…。
どちらにしても、昔のやり方のままで続けるのはしんどいことです。
職員も利用者も…。
ひと工夫で変わる行事
年間行事はマンネリ化しているので、職員のモチベーションが下がっていることがあります。
惰性でやっているので、利用者さんもつまらなそうな行事もあります。
そんな行事でもひと工夫で変わることがあります。
例えば、年間行事で焼き芋やっている施設ってないですかね~?
こんな実践はいかがですか?
ちょっとした工夫でいつもと違う行事に大変身です!
運動会や七夕などは、地域にある保育園や小学校を巻き込んだ行事にしてみてはどうでしょうか?
大きなことを考えなくてもいいと思います。
最初は施設の行事に保育園や小学校の子どもたちに遊びに来てもらうぐらいの感覚でいいと思います。
運動会で子どもたちが走る姿を応援してもらったりするほうが、自分たちが競技に出るより喜ばれるかもしれません!
七夕で子どもたちの願い事を聞いているほうが、自分が願い事書くより喜ばれるかもしれません!
七夕であれば、子どもたちに来てもらえないのであれば、書いてもらうだけお願いして施設側で飾っておくだけでもいいかもしれません。
難しく考えずに、やろうと思えばできることはたくさんあります。
昔のままのマンネリ行事は、時代の流れとともに変わらなければいけません。
昔みたいに人員体制に余裕もなくなってきていますし・・・。
やれることを考えていく必要もありますよね。
止めてしまってもいい行事もある
賛否あると思いますが、個人的には運動会などは止めてもいいんじゃないかと思っています。
どう考えても子どもの行事だと思うからです。
大人が運動会すると言えば、リンカーンの芸人大運動会ぐらいです(^_^;)
実際は、私たち大人が運動会するとしても、子どもの運動会で少し出場する程度です。
それでも、積極的に参加してくれる大人は少ないもので・・・。
ましてや、お年寄りの運動会というのはちょっと無理があるのではなかろうかと思うのです。
盛り上げようによっては盛り上がるんですが、今の特養や老健の重度化を考えると、かなり無理が生じ始めいてると感じるのです。
以前はもっと盛り上がってましたけど、特養などでは参加できる利用者は激減です。
競技を変えたりしながらやったとしても、職員も楽しさよりも疲れの方が勝ってしまいます。
どうせやるなら、運動会を目的にするのではなく、前述のとおり子どもたちとの交流を目的にした方がよいんじゃないかと思います。
そうすると、運動会でなくてもよいように思えてきますよね?
なので、介護施設での運動会というのは、以前ほどニーズはないんじゃないかと思うんです。
何か運動会的なことをやるとしても「運動会」という名前がお年寄りには合わないように思います。
ある利用者さんに運動会をすると話すとこう言われました。
運動会?走るんか?無理やで!
利用者さんのなかでは運動会は走るものなのです。
そりゃそうですよね(^_^;)
そういう意味でも運動会は止めてもよくて、運動するなら他の名前の方がよいかと思うのです。
いっそ斬新な行事のほうがよいかもしれない!
昔なじみの行事を利用者さんにやってもらうのも無理が生じることがあります。
お月見をしようとすれば団子が食べられない・・・。
七夕をしようとすれば字が書けない・・・。
重度化とともに思うようにいかないことが増えてきました。
これまで通りのやり方では継続することが難しいのは間違いないです。
工夫が必要です。
工夫の一例は前述のとおりとして、いっそ今ある枠の外側で考えてみるのはどうでしょうか?
10/31はハロウィンですよね?
お年寄りの行事ではないですし、なじみも全くないと思いますが、仮装というのは見ているだけで楽しいものではあります。
地域を巻き込んでもいいでしょう!
まぁ地域性もあると思うので、そういう斬新な行事が受け入れられにくいこともあると思います。
なので、少しでも受け入れてもらいやすいところで時代劇風の仮装ならどうでしょうか?
もうすぐ『ハロウィン』です🎃
— ヨウ-P@介護福祉士×ブログ漫才師 (@s_y_prince) 2019年10月30日
介護施設にはあまり馴染みがないですが、仮装するなら時代劇の衣装がいいかな~と思てます⚔️
参勤交代風にして『江戸ウィン』とかどうでしょう?
職員は『エドウィン』のジーンズでも🆗です👖
はい・・・ちょっとおふざけが過ぎましたね・・・(^_^;)
何が言いたいかと言うと、枠を超えて考えてみることが大事だということです!
こんなことを考えて、皆でワイワイ意見交換してれば、「これだ!」という行事に出会えるかしれません!
なんせ、職員がやりたい行事でないと盛り上がりませんから!
利用者さんのため!ということではなく、職員の柔軟な発想でもって行事を変えてみましょう!
まとめ
きっと多くの施設で行事はマンネリ化していると思います。
今の人員体制で無理なく行うことが大事です。
昔ながらのやり方にとらわれず行うことが大事です。
いっそ止める勇気を持つことも大事です。
年間行事は見直していくべきです。
時代はどんどん変わっていますから。
10年前、20年前と利用者の層も変わってきていますから楽しいことも変わってきています。
そもそも、利用者さんに楽しんでもらうということだけ考えればいい時代ではありません。
地域を巻き込むことも大切な時代です。
そして、それが利用者のためにつながります!
施設の行事は枠にとらわれずどんどん変えていきましょう!