どうも、YO-PRINCEです。
ブログを始めた頃にこんな記事を書きました。
↑幼い文章で恥ずかしいです・・・(^_^;)
この記事のとおり、私の苦手は本を読むことです。
何かを学ぶときに本を読むということは不可欠・・・そう思う人が多いと思います。
介護の仕事は当然のことながら学びが必要なわけですが、私は文章を読むことが大の苦手。
ブログ&ツイッターを始めて8ヶ月ほどが過ぎた今、文書を読むことが苦手である私はいまだに文章に苦しんでいます(^_^;)
そうした苦しみは介護現場においても影響しています。
ケア記録、議事録、ヒヤリハット・・・読まなければいけない文章は盛りだくさんです。
というわけで、介護現場の情報共有について記事を書きます。
私と同じような特徴の人に何か伝わればと思いますし、同じような特徴の人がまわりにいれば、その人を理解する第一歩にしてもらえたらと思います。
文章が頭に入ってこない私
まず、私事からですが・・・。
冒頭の記事でも書いているとおりなのですが、とにかく本を読んでいても文章が頭に入ってこない私。
正確に言うと、1行を読んで理解するのに時間がかかります。
1行読んで、「あれ?どういうことかな?」ともう一度読み返して理解できたら次の行を読むといった感じです。
理解力がないということではなくて、書いてあることを読んでもそれが頭に入っていかないだけのことなのです。
ブログを始めて、書くだけではなくブログぐらいの量なら読めるかな…とも思っていたのですが、思いのほかブログを読むことに苦労しました(^_^;)
一つの記事を読むのに本当に時間がかかってしまうのです。
それは面白くても時間がかかってしまうのでどうしようもないわけです・・・。
もしかしたら「難読症」という学習障害?って思ったこともありましたが、どうなんでしょうね・・・。
そんな悩みを抱えるなかで、最近の私は自分のダメなところを出来る限り周囲に知っておいてもらおうということを心がけています。
皆に話してみると、意外にも同じような悩みを抱えている職員さんはいるもので・・・。
読むのが苦手な職員さんって意外と多いもんなんですね・・・。
とはいえ、「読む」ということは仕事をしていく上でとても重要です。
それはどんな仕事でもそうでしょう。
私の欠点をそのままにしていては周囲に迷惑をかけるだけなので、やはり改善は必要かなという結論に至るのです。。。
もう工夫するしかありません。
文章が頭に入りやすくするための私の工夫
まず、私の普段の生活から。
例えば、ブログを書いていると他の方のブログを読む機会も増えるのですが、ブログを読むときに何とか読む時間を短縮させたいので、いろいろ工夫をしています。
まずは長い記事となってくると、読みやすい文字の大きさが自分のなかであるようで、程よい記事の大きさに表示を調整するということをやってみました。
比較的小さめの方が読みやすいようですが、そうなると画面との目の距離が近くなってしまって目が悪くなりそうな不安があり、気持ちよく読めませんでした。
それにサイトによって字の大きさが変わることも不便でした。
スマホは手軽に読めるのでスマホのほうがよかったのですが、めんどくさがりながらもなるべくパソコンで読んでみることにしました。
すると、スマホで読んでいるより頭に入って来やすかったのです。
考えたら当たり前のことなんでしょうけど、めんどくさがりの私はどうしてもスマホで済まそうとしてしまっていました。
それからはブログなどの記事はパソコンで読むようにしています。
今のところ、それが私にとっての正解のようです。
こんなふうにして、本を読めない私はネットから情報収集するようにしています。
あとはスマホではツイッターを活用しています。
ツイッターの文字数140字というのは、頭に入って来やすい情報量で、とても助かっています。
ちなみに、気になる本があるときやどうしても本を読んで勉強しないといけないときは、重要そうなところだけ部分的にだけ読むということをします。
後は、絵が多く入っている本などを選ぶといった感じです。
そんな風にして、本を読めない私は、介護に必要な知識を得るための私なりの努力をしているのです。
では、そんな私の介護現場での仕事への影響はどうでしょうか?
介護現場の情報収集はとても大変!
実は介護の記録なんかも同じなんです・・・。
読むのに苦労しています・・・。
介護の仕事をしていて致命的とも思えますよね(^_^;)
特養等の入所系なら50床あれば50人の記録を頭に入れていかないといけないわけです。
デイなら、毎日違う利用者の情報を頭に入れていかないといけない・・・。
利用者の情報以外でも情報は盛りだくさんです。
「この情報いるの?」っていう情報も盛りだくさんですから(^_^;)
施設の中は情報にあふれていて嫌になりますよね・・・。
多くの利用者さんの記録を理解して頭の中に入れていくだけでなく、様々なルールや業務連絡等まで頭に入れていかなければいけません。
記録読みました?書いてあるんで読んでおいてください。
議事録まわってしましたよね?そこに書いてあるんで。
記録や議事録に書いてあることを把握していないと、そんなことを周囲から言われてしまったりします。
・・・ていうか、全部把握する時間どこにあんの??
私はほとんどの職員の本音はこれだと思っています。
共有することになっている記録や議事録を全て確認する時間などないのが多くの介護現場です。
実際、上のような指摘をしている職員もまた情報把握に抜けがあるものです。
あっ!そうだったけ?まだ見れてないわ(^_^;)
私のような文章を読むことが苦手な職員だけの問題ではない情報量の多さが介護現場にはあるのです。
普通に考えて分かって頂けると思います。
何十人という利用者の特徴を把握するだけでも至難の業なわけですから。
既往歴、生活歴、服薬内容、身体状況、ADLなどなど・・・。
私もいざ仕事となると苦手とはいえ情報を把握するための努力はしますが、さすがにしんどいです(^_^;)
しんどいというよりどこかに抜けが生じますよね。
きっとどの職員も情報のなかで優先順位をつけながら情報収集しているのだと思います。
優先順位考えて情報収集したらええんや。そんなん考えたら分かる!
考えたら分かるといった基準に任せていてはチームはまとまりません。
どうしたって優先順位の考え方には個人差は生じるからです。
情報の段捨離と情報共有の仕方の工夫
どうせ誰しも抜けが生じるような情報量なのであれば、まずは情報の段捨離が必要と言えます。
それでもって、情報共有の方法を工夫していくことが必要なのです。
私のような文章を読むことが苦手な職員は他にもいるでしょうし、そうした職員が情報の波に飲まれてしまわないようにしなければ・・・そんな思いで以下ツイートをしました。
施設の情報は膨大
— ヨウ-P@介護福祉士×ブログ漫才師 (@s_y_prince) 2019年8月30日
利用者の情報、会議録、ヒヤリハット…
情報は量より質にこだわる!
読むのが苦手な職員もいます。
会議録は必要なとこだけ蛍光ペンでアンダーライン
利用者の記録は介護ソフトを導入のうえ残さないといけない記録と共有すべき記録を仕分け etc.#介護にまつわる小さな引き出し
情報は量より質を求めるべきです。
そして、情報共有の工夫をするのです!
工夫の例を以下に書いておきます↓
①議事録等については最低限共有すべきところは蛍光ペンでアンダーライン。
②ヒヤリハットの様式は出来る限り簡素化し見やすさ・書きやすさ重視!
③介護ソフトを導入し、できればタブレットを活用し情報共有しやすくする。
④ケア記録をすべて共有するのではなく、最低限共有すべきもののみ共有することに決める。
⑤介護ソフトはマニュアルどおり使うのではなく、使いやすくカスタマイズしてしまう。
ちなみに私の場合は、情報をすべて読んで頭に入れるのは限界があるので、分からないことは恥ずかしがらず聴くようにしています。
これが一番情報共有の近道かもです(^_^;)
介護ソフトをカスタマイズして情報共有しやすくする
さて、最後に前述の⑤について少し触れておきたいと思います。
私はこれまで介護の仕事をしてきて、3つの介護ソフトを経験してきました。
そのうち二つの介護ソフトのときは、その介護ソフトを事業所のなかでどのように運用するかを考える立場にいました。
こういったときに、介護ソフトの会社が用意したマニュアル通りに運用してしまうと介護ソフトってもったいないことがあります。
なぜなら介護している人が介護のことを一番よく知っているのと一緒で、記録に携わる私たちが一番よく「記録」のことは知っているからです。
こうした方が見やすいんだよね!
このほうが絶対楽やん!
この情報いらないです!
そんな感覚がまずは大切で、そこから工夫が生まれます。
ワードやエクセルでも使っているうちに自分なりの使いやすい方法が見つかると思いますし、ブログだって「こうしたい」と思ったらいろいろやってみるうちにできてしまう裏ワザ的なカスタマイズが見つかったりするものなんです。
テレビゲームなどでは、攻略本などに裏ワザ的なことがたくさん書いてあって「そんなやり方があるんやぁ」と感動することだってあります。
マニュアルにないような使い方はいくらでも見つかるものなのです。
介護現場の声をすべて網羅した介護ソフトは残念ながらないと思います。
どんな介護ソフトもどこかに使い勝手の悪さが生じます。
介護ソフトを使われる場合は、マニュアル通りに運用するのではなく、「こうしたい」と思ったことを今ある機能を使って独自のカスタマイズをやってみるのです。
そうすると、通常の使い方ではありえなかった効率の良い方法が見つかることがあるんです。
そして、介護ソフトの担当者に念のため確認します。
なかには、担当者の方さえ知らずに驚かれるようなカスタマイズもあったりするんです。
そこをそう使いますか!?確かにそのほうがいいですね!
ぜひぜひ今使っている介護ソフトを確認してみましょう!
介護ソフトの担当者が「できません」と言われてもオリジナルのカスタマイズでうまく運用する方法を見つけてしまいましょう!
まとめ
私は文章を読むのが苦手ということで、介護の仕事におけるケア記録の把握には苦労してきた方だと思います。
この記事にも書いた通り、ケア記録以外のすべての記録の把握なわけですが、どう考えても情報量多いんです。
無駄が多いんです。
まずはこの記事を読んだ事を機に情報共有における無駄がないかを確認してはどうでしょうか?
そして、情報共有を段捨離します。
そのうえで、情報共有の方法を出来る限り分かりやすく工夫を施していくのです。
そうした取り組みによってストレスが一つ緩和されて、結果として介護の質をあげることにもつながるはずです!
介護ソフトについてはオリジナルカスタマイズはぜひやってみてください!
まだペーパーでの記録をされている場合は、介護ソフトの導入を検討されても良いと思いますが、残念ながら膨大な費用がかかります。
システム管理の専門家を雇ってオリジナルのケア記録システムを作っている施設もあるようですし、今の施設で出来ることを考えてみると何かいい方法が見つかるかもしれません。
ペーパーであっても効率アップする方法はいくらでもありますから!
あきらめず、出来ることから取り組んでみてください!
最後になりましたが、文章を読むことが苦手なこんな私の読みにくいブログを最後まで読んでいただき本当にありがとうございます!
訪問頂いた方の中には同じブログをされている方も多々おられると思います。
できることなら私もなんとか読む力をつけて、読める工夫をしながら、皆様のブログからの学び・吸収をしていきたいと思っています。
そして、このブログが読みやすいブログに成長していくように取り組んでいきたいと思っております。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!