学ぶ介護×漫才エトセトラ♪

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介護現場の辛い人間関係を改善する方法『相手の事情を考えよう!』

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どうも、ヨウ-Pです!
いろんな切り口からカイゴのヒントをお届けしています!

以前こちらの記事で漫画の紹介をしました。 

この記事のなかで「古都こと」という漫画を紹介しているのですが、今回の記事はこの「古都こと」をもとに介護現場の人間関係をうまく切り抜ける方法を考えていきたいと思います。

「古都こと」から考える恋愛のこと

上記の記事でも紹介しているのですが、改めて「古都こと」を紹介させていただきます。

京都を舞台にしたラブストーリーです!

この二つの漫画は同じ時間軸でユキチのストーリーとチヒロのストーリーが進んでいくという極めて実験的な漫画なのです!

ユキチがこうしているとき、チヒロはこんなことになっていた!?

チヒロがこれだけ想っているのに、ユキチは何やってんだ!?

…そんな場面がいくつもあります。

私たちが恋愛するなかで感じてきたようなことが体感できる漫画です。

リアルでは自分の目の前で起きていることしか見えないから、なぜ機嫌が悪いのか分からなかったり、なぜ嘘をつくのか分からなったりしますよね。

で、後から彼氏彼女に「実はあのときこうだったんだ・・・。」みたいなことを聞いて安心したりするわけです。

逆に真相が分からないままに、機嫌が悪い彼氏彼女に怒ってしまって別れてしまうこともあると思います。

恋愛においてはどうしても人は感情的になってしまうもので、相手の事情を考えずに許せなかったりしちゃうもんなんですよね(-_-;)

「好き」という感情があるから余計に感情的になって立ち止まれなくなってしまうのは本当にもったいない!

そんなときはこんな魔法の言葉があります。

何か事情があったかもしれない!

そう自分に言い聞かせることです。

この「古都こと」の「ユキチのこと」と「チヒロのこと」を読めば、そのことがよく分かります。

それぞれの事情が垣間見えます。

現実の恋愛もそんなことばかりでしょう。

それぞれに事情があることがほとんどですから。

そうやっていったん立ち止まることができたら・・・

あの時もう少しで余計なひと言を言ってしまいそうやったわ(^_^;)

余計なひと言でThe END…なんてこともあるので、ぜひとも「古都こと」を読んで「事情があったかもしれない」と踏みとどまれる力をつけてください!

ちなみに、どうしようもない「ダメ男」に「ダメ女」もいるとは思うので、そんな人間には通用しないと思っておきましょう(^_^;)

「古都こと」から学ぶ介護現場の人間関係のこと

さて、本題です!

人は自分の人生しか見ていないし知らないです。

相手の内面的なことなんてもっと分かりませんよね。

恋愛という二人の世界でも誤解のオンパレードなわけですから、人が増えれば関係はややこしくなって当然です。

人が増えれば増えるほど人間関係は複雑になっていきますから。。。

というわけで介護現場の人間関係を見ていきましょう!

『古都こと』のように、それぞれの職員の目線から見た介護現場を描いた漫画があったら、どんなふうになるんでしょうか??

いろんなタイプの職員の事情を考えてみたいと思います。

家庭のストレスを持ち込むAさんのこと

家庭のストレスを職場に持ち込んじゃいけないと言う先輩っていますよね!

そんな先輩だって持ち込んでしまうことがあるのが家庭のストレスです。

Aさんは家庭のストレスは職場に持ち込んではいけないと思っているタイプ。

強がって頑張っている姿は、周囲からはなぜだかイライラしている様子しか感じられなかったりするものです。

頑張れば頑張るほど、周囲にイライラを隠そうとしているイライラが伝わってしまって・・・。

そんなイライラしているAさんの仕事に入るまでの姿を想像してみましょう。

家で余程のことがあったかもしれません・・・。

たいしたことなかったとしてもAさんにとっては大きいことなのかもしれません・・・。

Aさんのイライラには何か事情があったのかもしれない…。

そう思うとちょっとAさんのことを受け止めることができるかもです。

仕事一筋のBさんのこと

Bさんは仕事一筋で仕事大好き。

利用者さんのことを思うあまりに仕事のいろんなことを気にしてしまいます。

でも、皆にはそれを言えずにいます。

それぞれの職員にキャパがあることを知ってるからです。

自分ができるからと言って皆に押し付けることはできないともがいているかもしれません。

しまいには、我慢できずにしなければいけないと思っていることをバンバン言い始めるかもしれません。

自分が言わないと誰が言うんだ!と責任を感じて自分が犠牲になってもいいから言わなければ!と思っているかもです。

Bさんは周囲のことを考えない!?

いえいえ、そんなBさんなりの事情があるかもです。

遊びが一番のCさんのこと

Cさんは遊びのために仕事をしています。

昨日も遊び疲れて、今日はちょっとしんどそうです。

考えて遊べよ!って思ってしまいそうです。

最近の若いものは…とか思ってしまいそうです。

ですが、僕らの若い頃、そんなことってなかったでしょうか?

そんなことを許しあってこなかったでしょうか?

若気の至りなどといってごまかしてきたのではないでしょうか?

Cさんは遊ぶことで一所懸命仕事が出来るとしたら、たまの失敗と捉えられることなのでは・・・?

傍から見れば反省していないように見えるCさんも、素直になれないところがあって実はものすごく反省しているのではないでしょうか?

Cさんの事情は意外と許せる事情なんではないでしょうか??

新人介護士Dさんのこと

新人のDさんは、仕事がなかなか覚えられません。

覚えが悪いのか?それとも覚える気がないのか?

いや、先輩がそれぞれにあれやこれや言ってくるから、混乱しているのかもしれません。

覚えることが多すぎて脳がバンクしているのかもしれないですし、ストレスが貯まっているのかもしれません。

僕らが気づかないようなところで悩みがあるのかもしれません。

僕らにはわかり得ないような事情があるかもしれません・・・。

新人の頃なら分かることができていたような事情があるかもです・・。

事情があったかもしれない…と捉えることで生まれる信頼関係

僕らの見えないところで、職員それぞれに何か事情を抱えているのかもしれません。

思い込みで相手のことを決めつけていないでしょうか?

『何か事情があったのかもしれない』と立ち止まると見えてくることがあるかもですし、誤解に気づけることもあるかもしれません。

そうすると、その人たちへの関わり方がきっと変わってくるはずです。

私が変わるとどうなるか?

その影響で相手が変わることがあるんです!

そういった関わりでしか信頼関係は生まれません。

恋愛もそれができたらうまくいくんでしょうね(^_^;)

人はどうしても相手に求めてしまう生き物なので難しいとは思いますが、まずはこう捉えてください。

人を変えるなんて無理やで!

だから、私が変わる!

そうすれば、相手が変わる!

これしかありません!

組織風土を変えることで人を変えることができる!

私が変わる!・・・と言っても簡単なことではないですよね?

なんで私ばっかり頑張らなあかんのや??

おっしゃるとおりです!

恋愛でも自分ばかりが頑張る恋愛は長続きしないですもんね。

幸い組織の場合は二人ではないので、恋愛よりかはやりようがあります。

自分だけがが頑張る必要ないですもんね!

どの立場でも組織を動かすためにできることはあると思います。

いろんな職員の事情を知って、職場の全体像が見えてきたら、まず私が出来ることを考えます。

自分が出来ることは頑張ったとして、あとは上司や先輩にぶつけておきましょう。

こうしたら変わるかもと思うことがあれば提案しておくのも良いと思います。

私はやることやりますけど、組織全体で変わらないと何も変わりませんよー。

管理者やリーダーという立場でなければ、それでいいと思います。

上の人たちは求められても当然のこと。

上に立てば立つほど、まずは自分から変わるという覚悟がないと、そりゃあ人を変えるなんて無理な話ですから(^_^;)

組織風土って難しそうに聞こえますが、何か変われそうなところから取り組み続けていれば組織風土って変わってくるもので、それはやっているうちに分かってくると思います。

取り組んでいくことは、働きやすさや休みのとりやすさ、相談のしやすさなどを改善していく場合がほとんどです。

それぞれの抱えている事情は組織的に取り組まないと難しいことが多いものなんですよね。

・・・というわけで、最終的に言いたいことこれです↓

組織が変われば人は変わります!

まとめ

『何か事情があったかもしれない』

そう思って立ち止まることで、いろんなことが見えてきたり、自身の心を落ち着かせてくれたりします。

相手の事情を見ようとしないと『古都こと』のユキチとチヒロのようにそれぞれにすれ違ってしまいます。

それでも後から気づけると恋愛もうまくいくわけで、いつでも立ち止まることはできます。

そのときに『何か事情があったかもしれない』と考えればいいのです。

相手を変えようとしたって変わりません。

相手を変えたいと思うなら、まず自分からです!

そんな想像が苦手な方は、ぜひ『古都こと-ユキチのこと-』と『古都こと-チヒロのこと-』を読んで、相手の世界を想像する練習をしてみましょう!

『相手のこと⇒私のこと』から、広げていくのです。

周囲の職員のこと⇒上司のこと⇒組織のこと・・・

そんなふうにして、それぞれの『我が事』として捉えられるようにしていくイメージです。

そうやって全体像が見えてきたら、動けることがきっと見えてきます。

自分で動けること、上司や先輩に動いてもらわないといけないこと。

ちゃんと整理しながら、周囲が変われるところから変わっていくとよいと思います!

少しは職場の人間関係をよくすることができるかもしれませんよ!

 

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