どうも、YO-PRINCEです。
前回の記事の続きです。
前回の記事がこちら↓
ゴールド免許取得記念と言うことで、この記事を3部作で書いています。
この記事のきっかけとなったツイートがこちら↓
本日人生初のゴールド免許をいただきました🏎️✨
— ヨウ-P@介護福祉士×ブログ漫才師 (@s_y_prince) 2019年10月30日
これからも事故防止に努めたいと思います。
交通事故防止のための心得はこちら↓
1️⃣速度は控えめに
2️⃣安全確認の徹底
3️⃣運転に集中
介護事故防止のための心得はこちら↓
1️⃣速度は控えめに
2️⃣安全確認の徹底
3️⃣介護に集中
「運転」と「介護」って似ているところがあるんですよね。
では、「介護×交通ツール」第2弾は「安全確認の徹底」についてです。
あいもかわらず、交通事故も介護事故もゼロを目指して、書いていきたいと思います。
- 交通事故防止のための「安全確認の徹底」
- 慣れた道でヒヤリハットゲーム!『かもしれない運転』
- 慣れた仕事もヒヤリハットゲーム!『かもしれない介護』
- やっぱり大事なルールの再徹底!
- 安全確認ルールを徹底するための工夫
- まとめ
交通事故防止のための「安全確認の徹底」
2012年の交通事故の原因のダントツ第一位は「安全不確認」だったそうです。
誰でも、見通しの悪い交差点が続く場所で律儀に安全確認を続けるのがおっくうになったり、障害物の多い場所では気になるものがあって一部の確認が甘くなったりすることがあります。
2015年には「安全不確認」は4位になっているようですが、他の原因を見ても
安全確認が不十分なことが背景にあるものが多いですね。
安全確認に意識を向き続けることって意外と難しいですよね。
安全確認ってめんどくさいんです。
安全確認ってやってるつもりなんです。
安全確認しなくても大丈夫って思ってしまっているんです。
ほとんどの場合は事故にならないことを経験的に知っているからこうなるんでしょうね。
で、安全確認の意識が低くなってきたころに、安全不確認で事故を起こすわけです。
私としては、これだけは伝えておきたいと思います!
いつも通っている慣れた道が一番危ないです!
慣れた道は一番安全不確認になりがちで、「絶対に誰も通らない」という過信が事故を招きます。
では、安全確認を徹底するにはどうしたらいいんでしょうか??
慣れた道でヒヤリハットゲーム!『かもしれない運転』
私の場合ですが、プライベートでもヒヤリハット感覚が根付いておりまして、脳内でヒヤリハットが蓄積されています。
街灯がないあの通りを夜通るときに喪服の人が歩いててヒヤリとしたことがあります。
家の近くの曲がり角はついつい安全確認せずに曲がってしまうけど、鹿が出て来たことがあってヒヤリとしたことがあります。
そんなふうな思考が常々あるとやはり運転中安全確認への意識が高まるものなんです。
もっとヒヤリハット意識を高めようと思えば『ヒヤリハットゲーム』なんかをしちゃえばいいと思います。
「かもしれない」を見つけていくということです!
まぁただの「かもしれない運転」なわけですけど…。
私の場合はもっぱら夜は「鹿出るかもしれない運転」です(^_^;)
田舎の夜道はどこで鹿が飛び出してくるか分からないんですよね…。
あそこは左手の上のほうから鹿が降りてくるかもしれんなー。
こないだはあんなところで鹿出て来たから、あそこでも鹿飛び出てくる可能性あるなー。
こういうことって皆無意識にやっているんだとは思うんですが、これを意識的にするということが大切です。
普段無意識にやっていることを意識的にしてみると気づけることがたくさんあります。
「無意識行動」をいったん「有意識行動」に変えていくと「気づき」を増やすことができるということです。
すると、「ヒヤリハット」の意識が当たり前になって、安全確認の意識が上がっていきます。
たかが鹿、されど鹿!
毎日毎日繰り返される当たり前の光景のなかで「ヒヤリハットゲーム」をやることに意味があります。
交通事故は、慣れた道で安全不確認が増えて起こるわけですから。
「慣れた道」を「慣れた道」にしないことが大切です。
「慣れた道」で安全確認の意識高められたら、かなり安全確認が徹底できると思います。
慣れた仕事もヒヤリハットゲーム!『かもしれない介護』
さて、ここで介護に目を向けていきたいと思います。
「慣れた道」も「慣れた仕事」も一緒です。
介護の仕事も、毎日毎日同じことが繰り返される傾向があります。
私たちの仕事の対象は、多くは利用者さんそれぞれの「日常」ですから。
「生活」のベースにあるのは、変わり映えしない「日常」なんですよね。
そんな「日常」を支援することで利用者さんに「安心」が生まれます。
当たり前の毎日のなかで「慣れた仕事」になっていくと、当たり前のことをしなくても大丈夫だということを経験的に身体が憶えてしまいます。
当たり前のことをしなくなる例がこちら↓
- 車イス移動介助時に、いつもなら手も足も安全な位置にあるので安全確認を怠っていたら、まれに手がアームサポートの外側に出ていたり、足がフットサポートから落ちていたりすることがある。
- 転倒リスクのある利用者の歩行見守りを行っている時、転倒されたことがないので大丈夫と思っていたら、そんなときに限って膝折れがあることがある。
ごく軽微な安全確認の場合は、しなくてもたいしたことがないと思ってしまいがちですが、これらは確認を怠ったために大事故につながりうる例です。
手が動いている車イスの車輪にはさまったらどうなるでしょう?
車イスが動いているときに、足が床に接地してしまうとどうなるでしょう?
転倒リスクのある利用者が膝折れしたらどうなるでしょう?
想像してみてください…。
大変なことになってしまいます。
車の運転で鹿の「ヒヤリハットゲーム」を提案しましたが、介護でも「ヒヤリハットゲーム」はした方がいいと思います。
「かもしれない介護」ですね!
「かもしれない」で介護していたら認知症の方なんてキリがないよ!
確かにそうかもしれませんが、ここで大切にしていることは安全確認の意識を上げることです。
「かもしれない」で介護を考えることを日常にしていくと、最低限しないといけない安全確認の意識がグンと上がります。
介護だって安全不確認で事故が起きることは多いです。
介護事故の対策を考えた時に、「注意喚起するしかない」ようなケースがどれだけ多いことか・・・。
安全確認の意識を上げる取り組みの一つとして、まず自分から「ヒヤリハットゲーム」をやってみてはどうでしょうか?
やり方は簡単です!
「かもしれない介護」をするだけで、ヒヤリハットが増える!
ただそれだけのことです!
ヒヤリハットについては暇つぶしにこちらの記事を読んでください↓
やっぱり大事なルールの再徹底!
安全確認の意識を上げる取り組みは大事ですが、それだけでは不十分です。
やはり車の運転も介護も安全確認を徹底するためのルールは必要です。
運転で言えば、どんな安全確認のルールがあるでしょうか?
- 交差点で左右確認
- ミラーだけで確認せず直視で確認
- 制限速度の確認
- 標識の確認
安全確認のためにしなければいけないことは多いものですね…。
これらをせずに交通事故を起こしたときにはペナルティが発生します。
こうしたルールが事故の抑止力になっていることは間違いありません。
なので、介護においてもルールは必要です。
介護でルールと言えば、マニュアルですね。
安全のための確認事項を再確認します。
- 車イス移動後、停車時は必ずブレーキ確認。
- シーツ交換の後は、必ずベッドブレーキ確認。
- 送迎車に乗ったら必ずシートベルト確認。
こういったことをしっかりとマニュアルで見える化します。
チームで話し合ってマニュアル化することがベストです!
自分たちで考えるルールの方が守れますからね!
確認事項を見える化したら、定期的にチームで確認する作業をした方がいいと思います。
そんなふうにして、安全確認を再確認して再徹底できることを「続ける」ことが大事ですね。
あとは、「ルール」としていく以上は、「ルール」を守れなかった場合に一定の職員指導は必要になってくると思います。
ただし、この場合「ルール」を守れなかった理由を聞いてあげるようにしましょう。
何か理由があるかもしれないですし、実はチーム全体で守れていなかった…なんてこともよくありますから(^_^;)
守れないルールなら止めたほうがいいこともありますし、守れるルールに変えていく必要がありますからね。
とにかく守れる安全確認ルールを皆で話し合いを繰り返して作り上げることが大事かと思います。
安全確認ルールを徹底するための工夫
ルールといっても、やはり守るための工夫は必要です!
特に安全確認は当たり前のことすぎて守れないことが多い!
そう思っておいてちょうどいいです。
最後にルールを守るための工夫をいくつか書いておきます
- 1日の始まりに「今日も1日安全運転・安全介護」と心で叫ぶ!
- ロッカーやスマホの待ち受け画面に抜けがちな安全確認ルールを書いておく。
やるべきはまず自分からです!
そして、やってみて成果があればチームへとつなげることができるかもしれません!
ちなみに私は「1」しかやっていませんが、それだけでも安全確認の意識は高めることができています。
だって、事故を起こしたら取り返しのつかないことになりますから・・・。
これを守らなければ「どうなる」かを考えておくことも「行動」を起こすことにつながると思うので参考してみてください。
まとめ
今回も、私のゴールド免許取得記念「介護×交通ルール」で記事を書いてみました。
「安全確認の徹底」というのは、「言うは易く行うは難し」です。
その前提で考えていきたい心得ですね。
まずは、安全確認の意識を高めるにはどうしたらいいかを考えます。
私の場合は、「ヒヤリハットゲーム」と書きました。
なんかカッコいいやないですか!?
ネーミングとか、そういうことから楽しんでしまうってモチベーション上げるのに大切だと思うんですよね。
「ヒヤリハットゲーム」だけでは馴染みが弱いと思ったので、「かもしれない運転」にかけて「かもしれない介護」と書きました。
そのほうがしっくりくる方が多いと思ったからです。
そんなふうにして、行うは難しの「安全確認の徹底」を後押しできないかと思っています。
あとは、シンプルに徹底すべき安全確認事項を確認していく作業も同時にしておくべきと書きました。
当たり前のようなことでもドンドン再確認していくべきだと思います。
当たり前のことは「無意識」から「有意識」に持っていかないと、なかなか当たり前にならないんですよね(^_^;)
もちろん、徹底のための工夫も考えるべきです!
また、安全確認の徹底のために工夫できることがあれば記事にしていきたいと思います。
では、次回第3弾は「集中」で記事を書きたいと思います。
…coming soon