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介護現場の危険予知訓練(KYT)を効果的に行う方法はコレだ!

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どうも、ヨウ-P(@s_y_prince)ことYO-PRINCEです!
いろんな切り口からカイゴのヒントをお届けしています!

今回の記事は、こちらのツイートを解説したいと思います。

事故防止のための危険予知訓練に取り組まれている施設は多いことと思います。

やってるんですけど、なかなかうまくいかないんです…。

そんなふうにお悩みの方はぜひ参考にしてください!

これまでの私の経験則をもとに、どのようにして危険予知訓練に取り組めばいいかを書いていきたいと思います。

危険予知訓練とは??

危険予知訓練とは、よくKYTと言われています。

K(危険)Y(予知)T(トレーニング)ということですね。

読んで字のごとく、危険を予知する力を訓練するというものです。

介護現場でも積極的に使われるようになってきて、私の施設でも10年ほど前から取り組むようになりました。

危険を予知する力って職員によって能力差が大きいんですよね…。

ある利用者さんが1人で歩いていたとして、それを危ないと感じる職員と何とも思わない職員がいたりするんです。

あっ!
Aさん1人で歩いてはるで!
気づいてた??

はい(-_-)
何をそんなあせってるんですか?

このように、「危ない」と感じる感覚がチームの中で違うことは結構多いものなんです。

過剰にリスクを考え過ぎる職員が問題となることもあるものの、多くはリスクがあると感じられない職員の意識が問題になってくるんですよね…。

そうなってくると、どこにリスクがあるのかを感じ取る力を育てていくしかないということになります。

そのためには危険予知訓練しか方法がないんです!

写真やイラスト活用はいずれネタ切れします…

で、まずはオーソドックスな危険予知訓練をしてみるわけです。

写真やイラストを見ながらどこに危険が潜んでいるかを出し合うという方法です。

ネットからイラストを探して危険予知訓練をやってみたこともありますし、介護現場の食堂の写真を撮るなどして危険予知訓練をやったこともあります。

どちらもそれなりに効果はあるんですが、訓練が実際の業務に直接活かせるほうがよいので写真を撮って訓練するのがオススメですね。

とはいえ、介護現場においては話し合わなければいけない議題が他にも盛りだくさんで、写真に撮るといってもそんなに撮る場面ってなかったりするもので、だんだん取り組みがフェードアウトしていってしまうんです…。

それでも「危険予知訓練しなきゃ」って思って写真撮る場面を探して頑張ったとしても、介護現場の職員がそこに大きな課題を感じていなければやってもあまり職員に響かないんです。

そんなことより「話し合わなきゃ」って思ってることがあるわけですから、それどころじゃないんですよね(^_^;)

そんなやっても効果が期待できないようなことならやらないほうがいいんです。

もちろん、訓練をすれば学びはあるものなのですが、学ぶ職員というのはそこへの問題意識が高い職員であることが多いんです。

一番の目的はリスクがあると感じられない職員の育成なわけですから、彼らの興味関心が得られないようなことをやってもさほど意味がないんです。

そんなことを悩みながら、どうするのが一番効果的なのかを考え続けていました…。

そこで出した答えが…

今一番の困りごとで危険予知訓練すればいい!
別に写真を見ながらしなくてもいいんじゃないか!?

一番困っている場面を想像して行う危険予知訓練

というわけでたどり着いたのが冒頭のツイートです。

もう一度見てみましょう!

写真があれば一番いいかもなんですが、忙しい介護現場はそこも面倒になってしまうことがあります…。

別に写真に捉われることなんてないんですよね。

みんなが課題に思っている場面なら、写真がなくても会議は盛り上がります!

ツイートのように、より具体的な場面設定をして一番困っていることで話し合えば写真を見ての危険予知訓練以上の効果があるもんなんです!

例えば、ツイートのように「夕食後の19時の状況を思い浮かべてどんな危険が潜んでいるか話し合ってみる」とします。

19時ね~。その頃はBさんがトイレと言われることが多い時間で、トイレ誘導するんだけどAさんがまだ食事中で食事の見守りができなくなるんですよね…。

え?Bさんならトイレ少しぐらい待ってもらえますよ?

あ~!私も待ってもらってます。

そうなんですか!?

それより、Cさんが徘徊し始めるのが困ってるかな~。

Cさん??いつもテレビ見てもらってたら大丈夫やで!

これはあくまで一例ですけど、こんな感じでそれぞれが感じている危険を出し合っていくと、他の職員のときは実はそんなことないって状況が見えてきたりすることがあるんです!

ツイートにも書いているとおり、危険予知訓練ができるうえに職員それぞれの仕事の仕方を共有できることにつながるんです!

あまりにガチガチに危険予知訓練をしようなんて思う必要はないんだと思います。

業務に追われてヒヤリとすることが多い時間帯の業務をみんなでどう対応しているのか話し合ってみよう!ぐらいの感覚でいいと思うんです!

私にとっての危険予知訓練の一番の目的は前述のとおりリスクがあると感じられない職員の育成でした。

そういう職員さんにはフランクに堅苦しくない感じで取り組んだ方が効果が期待できると思ってるんですよね!

要するに、何を目的にして危険予知訓練をしているかを考えるべきだと思うわけです。

今回の記事のような目的で悩んでおられる方は、ぜひとも参考にしてください!

まとめ

リスクの意識って本当に個人差があります。

それはもう仕方のないことです。

で、介護現場で課題となってくるのは、やはりリスクがあると感じられない職員だと思うんです。

だから、危険予知訓練によって危険を予知する力を育てることは間違いなく必要です!

ただ、そう簡単に問題視してもいけないと思っています。

リスクがあると感じられない職員の判断のほうが正しいことだってあるわけですから。

記事の前半で過剰にリスクを考え過ぎる職員が問題なることもあると書きましたが、そういうケースがあることも忘れてはなりません。

一見歩行時にリスクがあると見える利用者さんがもう何年も転倒されていないということはいくらでもあります。

ちゃんとアセスメントすることが何より大事なことなんですよね!

そうやっていろいろな視点で考えながら、危険予知訓練の目的を明確にして取り組むように心がけましょう!

危険予知訓練を一番効果的に行う方法は、私の経験則ではこの記事に書いた方法です!

職員それぞれの仕事の仕方の共有という副産物もある方法です!

興味のある方、かる~い感じでやってみてください!

ついでにリスク関連のこちらの記事もごらんください↓

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