すべての道は介護に通ず【CARE❌all things】

介護は人生の最終章を彩る!このブログは、介護にまつわるいろんな悩みを様々な切り口で捉えて解決に導く『介護の道しるべ』ブログです!

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介護は人生の最終章を彩る!

 

このブログは、介護にまつわる悩みを様々な切り口から解決に導く『道しるべブログ』です!

【イノベーション】マニュアルを軸にして5つの変化を生む総合マネジメント


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どうも、YO-PRINCEです。

 

久しぶりにマニュアルについて書きたいと思います。

 

以前こちらの記事でマニュアルについて書きました。

ざっくりと書いていますので、「導入編」といった感じでしょうか(^_^;)

 

今回は、介護事業所でマニュアルをどのように運用していくべきかをまとめておきたいと思います。

組織内でのマニュアルの位置づけ

前回のマニュアルの記事でも書いた通り、「マニュアルは介護の証」として位置づけます。

 

今現場でしている介護は、何の記録もなければ、せっかく頑張ってきた介護が「した」ことにさえならないということになってしまいます。

 

だから、頑張って日々の記録を残すわけですが、せいぜい業務日誌や個々の利用者の記録程度で、していることのうちのわずかな記録です。

 

残されない記録は「当たり前」の生活であり、「当たり前」の介護です。

 

この「当たり前」の部分まで、日々記録に残していたらキリがないですよね(^_^;)

 

ですが、「当たり前」のことさえできていないことが起こりうるのが介護現場です。

 

それは、なぜなのでしょうか??

 

人がすぐ辞めて「当たり前」のことさえできないんですよね・・・。

少し進んだことをしているのはいいけど、「当たり前」がおろそかになってるんです。

うちの施設は自由なのはいいんですけどバラバラなもんで(^_^;)

育ててる間がないから「当たり前」のこともできてません・・・。

 

「当たり前」のことが出来ない理由はさまざまです。

 

この「当たり前」ができるようにするためには、「当たり前」の部分をしっかりとマニュアル化し、マニュアルを周知させ、マニュアルに沿った人材育成をしていくしかありません。

 

マニュアルは、「当たり前」の部分をまとめたものとして位置づけます。

 

「当たり前」の生活をマニュアルに盛り込む

「当たり前」の生活というのは簡単そうで難しいです。

 

これだけ価値観が多様化した時代ですから、私の「当たり前」が他人とっては「当たり前」でなかったりすることが多々起こります。

 

施設で「当たり前」を決めていくしかないと思います。

 

「当たり前」の範囲をもマニュアルで定義づけするしかないと感じます。

 

では、話を戻しますが、一般的な「当たり前」の生活を考えてみましょう!

 

朝起きて、顔を洗って、着替えて、ご飯を食べて、歯磨きをする。

トイレに行って、何をしようかと考えて、やることやって、昼になってご飯を食べる。

昼からも午前中したようなことを繰り返す。

夜になって、ご飯を食べて、お風呂に行って、歯磨きをして寝る。

 

例えば、こんなふうにして「当たり前」を考えます。

 

では、施設の中で「当たり前」の生活とはどうでしょうか?

 

きっと「できること」「できないこと」があると思います。

 

「最低限これだけはしないといけない」という捉え方にもなると思います。

 

例えば、こんな感じです。

 

歯磨きは毎食後は無理だからせめて寝る前ぐらいはしてあげたいです。

お風呂は夜なんて無理だし、介護保険上は最低週2回となっているし、週2回でいいし、昼間に入ってもらうしかないです。

何かしらの疾患を抱えておられるので、バイタル測定は週に2回ぐらいはしてもいいのでは?

 

 施設で「できること」「しなければいけないこと」などを整理して、どの利用者についてもすべきことをマニュアルに位置付けていきます。

 

もちろん、対象者は要介護者・要支援者ということになるので、障害程度によって対応できる幅のあるマニュアルが必要となります。

 

例えば、排泄で考えた場合、トイレに座る⇒無理ならポータブルトイレを使う⇒無理なら紙おむつを使う・・・といったように段階に応じてどのような対応をとるかということも含めてマニュアル化をしておくと、通常はマニュアルに沿って判断をしていけばよいし、マニュアルに沿って介護をしていけばよいということになります。

 

このようにして、マニュアルを整理して、「私の施設では最低限これだけのことはさしてもらいます!」と公表し、それ以上のこと、それ以外のことについてはケアプランに盛り込んでいけばよいという考え方になります。

 

「こだわり」オンリーでケアプランが変わる!ケアが変わる!

ケアプランって、その人らしさが見えるものなわけですが、実際はなかなか難しいものです。

 

例えば、「トイレで排泄したい」というのは「当たり前」の生活なわけですが、そんなニーズがケアプランにあがってきて、オムツ使用の人をトイレでの排泄に導く介護をしていくことが多くあります。

 

「当たり前」の介護がケアプランにあがり、それを記録し、評価していくことに労力を費やす。。。

 

必要だから仕方なくやっているようなケアプランになることは、できることなら避けたいものです。

 

どうせ労力をかけるならそれ相応の価値のあるケアプランにしたいですよね。

 

マニュアルに「当たり前」が整理されていれば、ケアプランは省力化できるはずです。

 

例えば、ニーズとして「トイレで排泄したい」がケアプランにあがることはまだいいんですが、「サービス内容」は「マニュアルに沿って対応」で良いと思うんです。

 

そこで、たらたらと書いていてはケアプランを作るほうも大変ですし、見る方も大変です。

 

それに、「トイレで排泄したい」が「当たり前」になっていたら、「トイレで排泄したい」というニーズさえもケアプランにあげる必要があるのかなってなってくると思います。

 

そういう疑問が湧いてくると施設は変わっていっている証拠!

 

施設の中で、「トイレで排泄する」ということが「当たり前」になろうとしているということです。

 

逆に、「トイレに行きたくなくてオムツを続ける必要がある」という場合に、マニュアルに反する例外として、ケアプランに位置付けられてもいいのかもしれませんね。

 

「快適にオムツを使用して過ごせる」みたいな感じでしょうか(^_^;)

 

マニュアルは、何を「当たり前」とするかという施設の理念を表すものでもあるので、そこに「トイレで排泄する」ということが「当たり前」とされているなら、「トイレに行きたくない」というのは「こだわり」ということになるわけです。

 

もちろん、『トイレで排泄する』を施設の理念として掲げているなら、そこへの働きかけはしていくことになります。

 

あとは、シンプルに「こだわり」をケアプランにあげていけばよいだけのこと。

 

例えば・・・

 

僕ならせめて好きな音楽をどこかで流してほしい!

私は1人でゆっくりできる時間がほしいわ!その時間は誰にも干渉されたくない!

買い物に行きたい!できれば服は自分で選びたい!

 

ちっちゃなことだと感じるようなことでいいと思います。

 

そのときはちっちゃなことだと思っていても、大きな成果が生まれることだってありますから。

 

 

これは、居宅ケアマネをしていた時の経験ですが、こういうことだと思うんです。

 

その人にとっては、そのときは俳句なんてどうでもいいことになっていたわけですが、そのぐらいしかないからとりあえずケアプランに入れてみたわけです。

 

俳句がなければ「当たり前」が並ぶ金太郎飴のようなケアプランだったのです(^_^;)

 

居宅ケアマネと施設ケアマネのケアプランは性質が違うものではありますが、まず共通して言えることとして、その人の「こだわり」が見えてくるようなケアプランにはしたいですね!

 

施設のケアプランであれば、施設のマニュアルが整備されればケアプランはシンプルにできます!

 

居宅のケアプランであれば、各サービス事業所のマニュアルが整備されていれば、ケアプランもサービス事業所のプランもシンプルになっていくのかなと思います。

 

マニュアルプランナーを配置して業務改善!

マニュアルで基本をおさえ、ケアプランで個別性を描く!

 

これが理想ですよね!

 

さて、次はマニュアルについて組織内での役割分担を考えてみましょう!

 

ケアマネジャーの業務って本当に大変だと思います。

 

なぜ大変かというと、原因の一つはマニュアルがしっかりとしていないからです。

 

じゃあ、マニュアル整備すればいいじゃん??

 

いやいや、そんな簡単なことはないんです!

 

私もマニュアル整備に携わったことがあるのですが、後々の見直しのしやすさなども考えないと変えにくいマニュアルになってしまいますし、そもそも施設が何を「当たり前」としているのかもあいまいな状況では作りようがなかったりします。

 

私としてはマニュアル作成は「専任」ぐらいの業務だと思っています。

 

人手不足のなかで難しいとは思いますが、「マニュアルプランナー」みたいな役割をつくってしまわないと無理な業務です。

 

専任とまでいかずとも、マニュアルを主たる業務として位置づけられる人材を配置したいところです。

 

マニュアルが整備され始めると、いろいろなところで無駄な業務がなくなり、業務改善につながっていくことも期待できます。

 

例えば、ケアマネジャーの業務が楽になれば、ケアマネジャーの手が他の業務に使えたりもしますし、介護現場の記録の手間も大幅に省けると思います。

 

マニュアル整備は最初は本当に大変ですが、整備してしまえば後の見直しはきっと楽ですし、初動としていったんは「マニュアルプランナー」を位置付けることはおススメです!

 

ちなみにマニュアル作成については代行してくださるサービスもあります。

to-make-it-easy.com

 

介護現場はマニュアルの重要性に早く気づかないといけません!

 

「みんなができる介護」は目指すべきですし、出来ることから始めるべきです!

 

サイト運営者の吉田さんの思いは、これから介護業界が迎える時代の準備として共感できることがたくさんありますし、今はピンと来ない方もおられるかもしれませんが時代を先取りしたサービスだと感じます!
ぜひ、ホームページをのぞいてみてください!

 

こんなサービスが増えていけばいいなと思いますし、マニュアル作成に長けた人材が増えていくことが今の介護業界には必要です。

 

そうすれば、介護はきっとよくなります!

 

ユーチューバ―とブロガーの力で人材確保・利用者獲得・モチベーションアップ!

最後に、こんな施設があれば面白いなと思った「妄想」を書いておきます。

 

以前のマニュアルについての記事でも書きましたが、動画マニュアルというのはアリだと思っています。

 

ユーチューブを中心に「動画」の時代となっています。

 

もちろん、私もこうしてやっている「ブログ」などのネット上での文章による発信もまだまだ有効です。

 

そして、そうしたスキルをもった人材を組織は上手く使った方がよいと思います。

 

組織内にユーチューバ―とブロガーがいれば最強だと思うのです。

 

まずはそうした人材にマニュアル作成をさせるべきだと思います。

 

そして、同時に彼らにユーチューブやブログで施設の取り組みを情報発信させると、人材確保や利用者の獲得にもつながると思います。

 

マニュアルに基づいた「こんな介護をしている」という情報発信もすれば、職員へのマニュアル周知にもつながりますし、施設の透明化にもなれば地域の信頼を得ることにもつながるかもしれません。

 

できることならユーチューバ―手当やブロガー手当みたいなものも作ってしまってはいかがでしょうか?

 

彼らのモチベーションアップにつながるだけでなく、介護現場の素晴らしい取り組みを情報発信していけば介護士のモチベーションアップにもつながります!(これは実践済みです!)

 

いいこと尽くしです(^_^)

 

こんなアイデアに対し、経営者は言うべきです!

 

YOU!やっちゃいなよ!

 

まとめ

これからの介護は間違いなく「マニュアル」が重要となってきます。

 

ただし、「マニュアル」はただ作ればいいというものではなく、「マニュアル」が見やすく分かりやすく見直しやすいものでないといけません。

 

「マニュアル」というものは、なかなか見ようと思えるものでもなかったりするので、あらゆる方法でもって職員の目に留まるような工夫が必要だったりします。

 

いろんな仕掛けをちりばめて、ぜひともマニュアルを有効活用できるように導きましょう!

 

そして、この記事をまとめると、マニュアルを軸にすればこんな変化があるということです!

 

①ケアプランが変わる!

②ケアが変わる!

③人材確保につながる!

④地域の信頼を得て利用者獲得につながる!

⑤職員モチベーションアップ!

 

 

まさに総合マネジメントです!

 

この記事に書いたことすべて実践すれば、きっとイノベーションを起こすことができます!

 

そして、そのための最初の小さな一歩はこれです!

 

まずは、自分の施設の「当たり前の生活」を考えてみましょう!そしてチームのなかで共有しましょう!

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