すべての道は介護に通ず【CARE❌all things】

介護は人生の最終章を彩る!このブログは、介護にまつわるいろんな悩みを様々な切り口で捉えて解決に導く『介護の道しるべ』ブログです!

f:id:YO-PRINCE:20190630173329p:plain

 

介護は人生の最終章を彩る!

 

このブログは、介護にまつわる悩みを様々な切り口から解決に導く『道しるべブログ』です!

謎解きを楽しむ認知症ケア!朝の◯◯が脳の働きを良くしていた!

f:id:YO-PRINCE:20190621231620j:image

どうも、YO-PRINCEです。

 

『認知症ケアは謎解きだ!』

 

昔、そんなことを言っている人がいました。

 

・・・私です( ・`д・´)

 

というわけで、実際の謎解きエピソードをご紹介させていただきます。

 

『朝』にまつわる謎解きエピソードをご紹介するとともに、『朝』が認知症の方にもたらす影響について書きたいと思います。

エピソード1『定刻にしゃべり始める朝』

認知症のAさんは朝突然しゃべりはじめることがありました。

 

たまのことかと思うと他の職員のときも毎日毎日突然しゃべりはじめておられたのです。

 

しかも、どうも同じぐらいの時間にしゃべりはじめる。。。

 

いや、同じぐらいではなく、ほぼ定刻にしゃべりはじめておられたのです。

 

疑問に思った職員Bさんは定刻までにしゃべりかけるも『あかん!まだや。』と答えられたそうです。

 

頭のなか『?』だらけのBさんは、別の日に懲りずにAさんに尋ねます。

 

するとAさんは『ビーッと鳴ってからやないとしゃべったらあかん!』と言われたそうです。

 

その後、定刻に鳴る施設のチャイムの音とともにAさんはしゃべりはじめました。

 

これはどういうことなのか。。。

 

Aさんは日頃からこだわりの多い方で『これしてからやないとあかん』と言われることが多く、そう考えると納得のできる行動だったのです。

 

いわゆる『ルーティンワーク』ですね。

 

ちなみに『ルーティンワーク』と言えばイチロー選手が浮かびますね。

 

イチロー選手の『朝食は毎日カレーを食べる』は有名な話です。

 

というわけで、このブログで何度も登場するイチロー選手がらみの記事をついでにご覧ください↓

エピソード2『認知症重度でも洗面だけはできる朝』

認知症のCさんは体は元気なのですが、全般的に自発的行動はなく食事以外は介助を要する状態でした。

 

会話もちんぷんかんぶんで、認知症重度のレッテルを貼ってしまうような方でした。

 

ところが、朝訪室し起きてもらうと、『顔洗まんなん』と言われ、洗面台へ案内すると、ひょこひょこ~と洗面台へ。

 

そして、水を出してジャバジャバ顔を洗われるのです。

 

認知症重度の方に自分で顔を洗ってもらうなんて、長い介護経験のなかでCさんぐらいで、洗面動作ができなくなっている方がほとんどだったのでかなりの驚きでした。

 

で、たまたまかとも思ったんですが、毎朝洗面だけは完全自立なのです。

 

この謎は未だ解けていないのですが、おそらくCさんの洗面はCさんのなかではイチロー選手のカレーライスぐらい欠かせない行為だったでしょう。

 

もしくは『朝』という時間が脳にもたらす何かがあるのかもしれません。

 

認知症にとっても朝はゴールデンタイム?

脳科学者の茂木健一郎氏は『朝はゴールデンタイムだ』と話しています。

 

夜型の私にとっては理解しがたいことなのですが、朝起きて三時間がゴールデンタイムだそうです。

 

こちらの記事を一度読んでみてください。

 

茂木氏は勉強やビジネスを充実させるために『朝』のゴールデンタイムを活用すべきだということを語っておられるわけですが、これを認知症の方に当てはめるとどうでしょうか?

 

介護施設での朝はカーテンを開ける「ケア」から始まる

前述の記事にこんなことが書いてあります。

朝、太陽の光を浴びると網膜から光が入り視神経が刺激を受ける。その刺激が脳内の視床下部の視交叉上核に伝わります。それによって、脳の覚醒を促すホルモンであるセロトニンが放出され、朝になると目が覚めて、夜になると眠くなるといった生体リズムが整えられていきます。

 

私の勤めてきた老健でも特養でも朝が来たら部屋のカーテンを開けます。

 

これは何の迷いもなく当たり前のようにしてきたことなのですが、よくよく考えると私自身の朝はカーテンを開けることから始まらないことに気づいたのです(^_^;)

 

カーテンを開け、太陽の光を浴び、脳を覚醒させるホルモンが放出されるのなら、施設での朝は人間の脳にとって理想的な朝だと言えます。

 

一方で私の朝は最悪だったのです。。。

 

前述のエピソードのAさんもCさんもカーテンを開け太陽の光が入ってくる朝を迎えておられました。

 

AさんのレアなこだわりもCさんのレアな自立行動も、答えは『太陽』にあったのかもしれませんね。

 

カーテンを開けることが、すでに「ケア」の要素を含んでいる可能性が高いということです!

 

まとめ

「認知症ケアは面白い」と言うと語弊があるかもしれませんが、やはり私にとっては面白いものです。

 

こうした『謎解き』をして、謎が解けたときは充実感に満ち溢れています。

 

謎が解けない場合でも、答えに近いものが見えてきたときワクワクしてきます。

 

どんな困難事例でも『謎解き』という意識で支援にあたっていると、その過程が楽しくなるとともに実際に謎が解決していくことも多いものです。

 

そこに必要なのはやはり『想像力』であり『創造力』なのでしょう。

 

以前『想像力』が養われる漫画を紹介する記事を書きました↓

 

こちらの記事にある漫画を読んで『想像力』を育ててみてください!

 

その先に、『太陽』のような光が差してくれたら想像力ホルモンが放出されるかもしれませんよ!

 

※想像力ホルモンというものは実在しませんm(_ _)m

 

スポンサーリンク