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『カイゴのヒントをお届けします!』

ーおすすめ記事その1ー

 

緊急時は『そっと連携』!ホワイトボードミーティングでスキルを磨け!

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どうも、ヨウPです。

今日は仕事の一場面から記事を書きたいと思います。

今日の一場面はこちら↓

緊急時対応は緊急性を醸し出すべきか!?

私が介護の仕事を始めたころ、こんなことがありました。

とある老健では緊急時は施設内の一斉放送をすることになっていました。

これは介護施設ならよくある対応だと思います。

ある介護士さんは誤嚥だったかの事故で迷わず一斉放送したんです。

至急、◯階に来てください!至急、◯階に来てください!

併設病院からの応援があり、事なきを得たわけですが、その後病院のほうからこんなご指摘があったんです…。

もっと緊急性がある言い方せんと、あれでは緊急性があるか分からへん!

そんな言い方ないやろ!一斉放送あった時点で緊急やってことやんけ!

さすがの私も怒り心頭であったわけですが、まだまだ可愛い20代前半でしたので自分にこう言い聞かせました。

こうなったら緊急性出したろやないかい!

完全に病院の圧力の思うツボでした(-_-;)

…あれから20年が過ぎ、今の私はこのことをどう考えているのか??

九死に一生を得るような本当の緊急時は人命救助優先ですし、周囲に緊急性を感じさせるぐらいの言い方はできるようになっておいた方がいいとは思っています。

それは、まず今ここで起きていることに周囲の職員にすぐさま注目してもらう必要があるからです。

緊急性を感じさせる言い方自体はできる力を持っておいて損はないとは思うものの、経験上はそこまで必要はないと感じています。

ましてや、一斉放送でそれは全く必要ありません!

その現場で周囲の職員に知らせたい時も、どんな方法でも人が呼べれば十分です。

大きな声が出ない人もいるでしょうから、人を呼べる工夫を考えることは必要なことだと思っています。

緊急時の基本はまず人を呼ぶ!…できればそっと

では、実際の緊急時対応はどうあるべきか?

緊急時対応の基本は、まずすぐに人を呼ぶということです。

なので、緊急性を感じたらいろいろ考えずに人を呼ぶというのが正解です!

誰か来てください!

↑これでいいのです。

これが鉄則ですよね!

ですが、緊急性の程度によってはこの鉄則を守らないこともあります。

緊急時対応というのは、迅速でありながらも、周囲の目に配慮をしながら動く必要があります。

初動の段階で注目をできるだけ避けるようにしておけば、周囲の目から利用者を守ることがしやすくなります。

それに、初動の動きが自分自身のその後の動きだけでなく、その他の職員の動きにも影響してしまいます。

最初に緊急性を醸し出してしまうと、その後の対応もまたバタバタしてしまいがちなんですよね…。

なので、緊急性の程度が低い場合は、即座に人を呼ぶ必要はないですし、なるべく早くに人を呼べれば十分で、冷静にそっと対応すべきです。

冒頭のツイートのような嘔吐ぐらいであれば、そっと対応し始めます。

あせらずそっと対応するんです。

これができるようになるためには一定の経験が必要かとは思うので、経験の浅い介護士さんの場合は、すぐにできるようになる必要はありません。

あくまでそういう対応ができるようになればいいな…ぐらいに思っておいてもらったらよいと思います。

慣れないうちは、どんな方法であれとにかく人を呼ぶでかまいません。

でも、仕事に慣れてきたら緊急性が低い場合はそっと対応できるようになっていきたいものです。

そうなることで、自分だけでなく職員全員が落ち着いて対応できることにつながりますし、利用者さんも安心して職員に身を委ねることにつながるからです。

『そっと連携』で生まれる安心感

さて、初動でそっと対応することができたら、周囲と『そっと連携』がとれるようにします。

これは当然のことながら一人ではできません。

介護は仕事に慣れてくると全体の状況が見られるようになっていきます。

なっていく…というより、そこを目指して経験を積み重ねなきゃなと思っています。

そのためには、どうするか!?

それは、まず他の職員の動きを知ることなんです!

今、他の職員がどこで何をしているか?

職員の動きに意識を向けておくんです!

これを自分含めてチームの他の職員が数名できていると『そっと連携』が生まれます。

他の職員の動きを見て『何かあったな?』と思えると、自然と体がそちらに動くんです。

その動きに『ん?』と思った職員がそっと近づく。

そんな連携が自然とできるわけです。

『お願いします!』などといった余計な職員のやりとりは不要です。

利用者さんは大袈裟にしてほしくないと思っておられるので、できるだけそっと対応してあげたほうが安心できます。

まずは自分からやってみませんか?

他の職員の動きを観察して、『ん?』って思ったらそっと様子を見に行くんです。

そして、必要に応じてそっと手をさしのべましょう。

職員が大声で呼ばなくていいように、そっと看護師を呼びにいきましょう!

たったそれだけの一歩で職場の連携が変わる可能性が出てきます!

……いやいや、そんな簡単なのか…(-_-;)

実は、そんな簡単なことではないんですよね( ̄▽ ̄;)

ホワイトボードミーティングで『そっと連携』訓練!

こうした連携は実はかなり高度なんです。

分かり合えている職員間なら可能でしょうが、多くの介護施設がいろんな考え方の職員がそろう個性派集団です。

『そっと連携』するには、訓練が必要だろうなと思っています。

例えば嘔吐された利用者さんが食堂にいたときに、職員は3か所ぐらいにばらけて配置していたとします。

さぁ!いざロールプレイです!

やってみるんです!

Aさんは、この場所でこの向きを向いて食事介助していれば全体が見渡せる!

Bさんは、このテーブルしか見ることができないが、耳を他のテーブルに向けておくことはできる!

Cさんは、事務仕事をしながら時々全体を見渡す!

AさんもBさんもCさんも、何かあったときは咳をするのが合図と決めておいて、咳したらとりあえず咳の方を見る!

こんなふうにして、ある場面を想定して、咳をしてみせるというようなふざけた意見も盛り込みつつ、どうやって嘔吐された利用者さんの対応にあたって『そっと連携』できるかを皆で考えるわけです!

できれば、ホワイトボードを使って実際にその場面を書いてみて話し合うと面白いと思います。

こんなマグネットを使ってみて、サッカーのフォーメーションを描いて戦略会議風にやってみるとより一層盛り上がると思います! 

ただ時間だけすぎるような小難しい研修をするぐらいなら、こういう実践的な研修をしたほうが楽しいですし身になります!

ホワイトボードを使った会議はかなりおススメです!

皆が同じホワイトボードの方を見るということだけでもメリットがあります!

文字だけでなく絵を描いたりマグネット使ったりすればもっと盛り上がりますよ!

ホワイトボードミーティングで『そっと連携』訓練!

ぜひともやってみてください! 

まとめ

 緊急時は大きな声で人を呼ぶ!

これが鉄則ではあるものの、緊急性の程度によっては使い分けができたほうが利用者さんに安心を与えることができます。

この記事で書いているのは比較的緊急性の低いケースでの対応です。

大声で人を呼ばずとも、冷静にそっと対応することが望ましいケースは、介護現場では結構多いものです。

私はそれを『そっと連携』と呼ぶことにしました!

『そっと連携』はいろんな場面で使うことができます。

無駄な職員間のやりとりを減らすことができれば、気持ちの良い生活空間ができあがります。

介護施設において介護の質を高めるためにも必要なスキルだと思っています。

『そっと連携』は各職員の意識改革が必要です。

ある程度の訓練も必要かと思います。

いろいろ考えてみましたが、訓練方法としてはホワイトボードミーティングが一番でした!

ホワイトボードを使って訓練したい介護場面をもとに戦略会議をしてみましょう!

きっと楽しく学べ、実践に活かせる会議ができるはずです!

では最後に、ちょっとずれますがホワイトボードを使った私の大好きなコントをご覧いただき終わりにしたいと思います!

こんなふうにホワイトボードを最大限生かした会議が出来たら最高でしょうね!


ファイヤーサンダー コント 「ダイイングメッセージ」

 

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ーおすすめ記事その2ー