どうも、YO-PRINCEです。
介護業界はブラックなのか?
20年以上この業界にいますが、確かにブラックだな…って思う施設は残念ながら多かったです。
が、業界全体がブラックというわけではありません。
ホワイトな施設も増えました。
ホワイトになろうとしている施設も増えてきています。
雨上がり決死隊の宮迫さんの言葉を借りれば「オフホワイト」ですね(^_^;)
現在、ブラックな施設に勤めておられる方で「ホワイト」な施設に転職したい方におススメの求人サイトを紹介するとともに、どういった施設がブラックなのかをまとめておきたいと思います。
『ホワイト』な施設を探したいなら『しろくま介護ナビ』
まずは、「ホワイト」な職場を見つける方法についてご紹介します。
「ホワイト」な職場ばかりを紹介している「しろくま介護ナビ」という求人サイトがあるんです。
しろくま介護ナビは、株式会社サクシードが運営している介護専門の求人サイトで、ハートフル介護士が2019年4月にリニューアルしたサイトです。
有休がとりやすかったり、残業が少なかったり、パワハラがないホワイトな職場を紹介してくれます。
どうやって調査されているかというと、担当コーディネーターが直接施設に出向いて、以下の内容を確認されているんだそうです。
働く環境、現場の雰囲気、研修体制、施設長の人柄、スタッフ間の雰囲気、設備面など。
ホワイトかどうかを徹底的に事前チェックして紹介されている「しろくま介護ナビ」。
ブラックは懲り懲りな介護士さんはぜひ「しろくま介護ナビ」をご活用ください。
介護職のためのホワイト企業への転職・就職サポート【しろくま介護ナビ】
転職を考えるその前に、まずはどんな施設がブラックなのかを見ておきたいと思います。
あなたの施設がブラックかどうかもチェックしてみてください。
こんな施設はブラックです!
こんな施設は、ブラック施設かもしれないと疑ってください。
応募から採用までの流れが雑
人手不足のなかで仕方ないのかもしれないですが、応募してからの流れがこんな施設はブラックの疑いがあります。
- 採用担当者が分かりにくい
- 面接が場当たり的
- 面接してすぐに決まるぐらいの勢いがある
- 給料が示されない
このあたりまで当てはまったら、その施設は止めておいたほうがよいと思います(-_-;)
いつまでも同じ求人が出ていて工夫がない
ハローワークやチラシ等で求人が出続けている施設はブラックの疑いがあります。
言うまでもなく、人手不足が慢性化しているということです。
ただ、これからの介護業界においてはそういった施設が増えてくると思います。
見ておきたいのは、求人に工夫があるかどうか。
毎回毎回求人チラシに同じ求人が載っているような施設は戦略のなさを感じますよね。。。
紙媒体は1回の掲載で結構な額になりますし、その割に掲載できる情報量が少ないわけですから。
これからの時代はWEB媒体での求人をいかに活用しているかを見るようにすると、その施設の良し悪しが見えてくるかもしれません。
いずれにせよ、施設の求人の仕方次第で見えてくるものがあります。
例えば、そこで働いている職員を大切にしてるかどうかも見えてくることがあります。
「誰でもできる簡単な仕事です」
以前、こんな求人も見たことがありますが、バカにしてますよね・・・。
中堅層がすっぽり抜けている
若い職員さんからすれば、若い人が多い方が仕事がしやすいと思われる方も多いかもしれません。
確かに若い層が多いほうがこれからの少子高齢化に向けて強いとは思いますが、見ていただきたいのは30~40代の層がどれだけ多くいるかです。
若い職員が脂がのってきた30代になってきて退職というケースが多い職場は危険です。
頑張っている職員が辞めていく傾向があり、30~40代の層がすっぽり抜けている施設が増えてきています。
そういった施設は、若くして役職を付けられて大きな負担を背負わされるという危険が潜んでいます。
30~40代の層が多いと、50代と20代の大きな世代間格差も埋めてくれるので、人間関係も保ちやすい傾向があります。
ネットのアピールと現実の差が大きい
ネット社会において、ネットはアピールするにもってこいの場です。
ところが、ネットだけを見て判断することは危険です。
しっかりと施設の話を聞いたうえで、必ず見学するようにしてください。
ネットでのアピールと大きな違いがあれば、そこはブラックの疑いがあります。
誇大広告はアウトです・・・。
介護現場と広報担当がまったく別の動きをしている施設は真実が見えにくいので実際に見聞きしながら感じ取るしかないでしょう。
残業・休日出勤・有休取得についての返答があいまい
残業がどの程度あるか、休日に出勤することがあるか、有給取得はどの程度できるか・・・。
そうした質問への返答があいまいな場合は、現状把握ができていない施設です。
ましてや、労働環境がこれだけ問われている時代に、残業・休日出勤・有休取得の現状について把握できていないのは時代遅れですよね。
ただし、「残業は月10時間以下です」というように言いきれてしまう施設も要注意な場合があります。
データとして平均残業時間を伝える程度のほうが現実的で、説明としてはすっと落ちますよね。
その時間を超えたらサービス残業になるのでは・・・と疑ってしまいます。
人材確保がますます難しくなるこれからの介護経営において採用担当者の役割ってとても大きいと思います。
現状把握はもちろんのこと、採用担当者の言葉一つで施設の印象が変わりますから・・・。
そこに介護経営の本気度が見えるかもしれません。
結局はトップ次第
どんな業界でもですが、結局会社の良し悪しがトップで決まります。
介護施設で言えば実質上経営責任者となる「施設長」ということになると思います。
施設の方向性は結局はトップ次第なのです。
前述の「しろくま介護ナビ」のところでもありましたが、「施設長の人柄」というのは確かに大切なポイントなのです。
もし仮にトップが今一つ・・・という場合にはナンバー2も見ておきましょう。
ナンバー2で動いている施設も多々ありますから。
いくら現場に有能な職員がいても、結局はトップにしっかりとしたビジョンがあるかどうかがです。
広報に力を入れるかどうかも、採用に力を入れるかどうかも、すべてトップの決断なのです。
まとめ
介護業界はブラックからいったんオフホワイトへと向かっているのは確かです。
すでにホワイトな取り組みをされている施設も増えています。
そして、ホワイトな職場のみを紹介するという求人サイトも現れました。
今働いている施設が「ブラックやな・・・」と思っていても、この時代の流れで変わらざるを得なくなってきているので、もしかしたら生き残るための大改革があるかもしれません。
長く勤めた職場辞めにくいものですが、会社のために身を削るような働き方はしないほうがよいです。
それで精神的に追い込まれていく職員を目の前で見てきて、それは確かなことです。
今は求人サイトどいう便利なものがあります。
自分に合った求人サイトに登録して、他の職場を見聞きするだけでも気持ちが落ち着くものですし、あわよくばいい職場との出会いがあればラッキーです!
ブラックな施設から逃れたいという方は、ハローワークにも行きにくいと思いますし、求人サイトに登録して電話でのやりとりで紹介を受けたりするのが気楽でよいでしょう。
まずは「しろくま介護ナビ」のサイトで詳細を確認してみてください。
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