どうも、YO-PRINCEです。
男は黙って立ちション!
男の排尿と言えば、立ちションですよね。
男性利用者の排尿の介護において、腰が引けてきたりすると立ちションって難しいですよね(^_^;)
Twitterの#介護にまつわる小さな引き出し でこんなツイートをしました。
どうしても立ちションしたくて、その都度ズボンびちゃびちゃになるCさん🚽
— YO-PRINCE👑 (@s_y_prince) 2019年6月19日
座ってもらうこともできたんですが、その都度尿器でそっと受けて立ちションという男のロマンを支援したことがあります。#介護にまつわる小さな引き出し
立ちションは男のロマンだ!
このツイートについて解説していくとともに、男性利用者の立ちション支援についてまとめておきたいと思います。
- 立ちションはやがてできなくなる・・・
- 立ちションの介助方法はあるのか?
- 最新情報!これならズボンが濡れても大丈夫!
- やがて座りションに移行すべきがくる!
- 立ちションが男のロマンの時代は終焉を迎えている?
- まとめ
立ちションはやがてできなくなる・・・
男性の方なら分かると思いますが、男のなかでは排尿は立ちションです。
外でするときにだけ立ちションといわけではなく、洋式トイレであっても立ちションです。
立ってするのが当たり前。
最近では座ってする座りションの男性も増えたようではありますが、高齢者の場合は立ちションが当たり前の方がほとんどだと思います。
ところが、立ちションが当たり前の状態から腰が曲がってくると、立ちションもしにくくなっちゃうんですよね(^_^;)
男は立ちションの際、陰部を前方に突き出して排尿をしますから。
ズボンが濡れないようにですね。
それが陰部を前方に突き出す姿勢がとりにくくなってきたとき、冒頭ツイートのように立ちションの際ズボンがビチョビチョになっちゃうんです・・・。
いずれ立ちションはできなくなってしまう・・・。
そんな大げさなことかと言われると、人によるかもしれませんが、立って排尿できると思っている人たちにとっては「座ってしろ!」と言われても酷な話だと思います。
高齢ドライバー問題の「運転できると思っている」と一緒で、「立ちションできると思っている」んです(^_^;)
今までできたことができなくなるという喪失体験は、どんな体験であっても簡単に受け入れられるものではないと思っておいたほうがよいと思います。
立ちションの介助方法はあるのか?
立ちションで毎回ズボンがびちゃびちゃになる人を見ながら思ってきたことが、立ちションの介助方法ってないんだな・・・ってことです。
多分介護現場ではいろいろな介助をされてはいると思います。
ズボンの股の部分を後ろから持って後ろに引っ張り、ズボンが濡れにくくしたり・・・。
これは本当によくやったんですけど、見た目が不細工なもんでちょっと抵抗がありました(^_^;)
冒頭ツイートのような尿器を使うという方法もまた、正直なところ見た目は不細工です(^_^;)
ここまでくれば「座ったらええやん!」って思われる方も多いと思います。
それでもなぜ立ちションにこだわるのか?
それは、本人が立ちションをできると思っているからなんです。
車の運転のように他害のリスクがあるわけではないですし、したいと思っているならさせてあげたいと思うのは介護士にとって必要なマインドだと思います。
車の運転を止めさせることが難しいのと一緒で、立ちションを止めさせるのが難しいのは、「男のロマン」だからです!
「車の運転」を止めさせるなら、「立ちション」ぐらいは続けさせてあげたいものです。
最新情報!これならズボンが濡れても大丈夫!
立ちションでズボンの前のほうが濡れやすい人には紺や黒の濃いめのズボンにしてあげましょう👖
— YO-PRINCE👑 (@s_y_prince) 2019年6月4日
ベージュは最悪で手を洗ったときに水しぶきが前のほうにかかっただけでオシッコみたいに見えます(;´д`)#介護にまつわる小さな引き出し
もうこれしかありません!
濡れても目立たなければ大丈夫です!
これは私たちが手を洗ってその水しぶきが自分のベージュのズボンにかかって「おしっこ」こぼしたみたいに見えるのが恥ずかしい体験から編み出した最新の立ちション濡れ防止対策です。
ただし注意が必要なのは、濡れているかどうかが分かりにくいので知らず知らずに尿臭が蓄積しかねないということ・・・(-_-;)
その点だけは注意いただければと思います。
あとは防水ズボンをはくしかないかもです。。。
やがて座りションに移行すべきがくる!
男のロマンもやがて限界が来ます。
立ちションしたいのに、どうやったら座りションに移行できるのか・・・。
たいがいの場合は実は簡単に移行します(^_^;)
それは、なんだかんだで排便の時は座るからです。
座って排便と共に排尿をする経験は人生で何度もされています。
ただ、それでも認知症の方の場合には、立てないのに排尿だから立ちションをする!と言われるケースは十分に考えられ、まれに座りションへの移行が難しい場合もあると思います。
立ちションが男のロマンの時代は終焉を迎えている?
ちなみに、今どきの男性においては座りションの方が多くなっているみたいですね。
立ちション世代としては少し残念な気がします。
理解しがたかったりもするぐらいです(^_^;)
こちらのサイトで立ちションについての衝撃の結果が出ています・・・。
その時による派 15人
立ちション派 40人
座りション派 45人
※100人の既婚男性のアンケート結果
上記サイトより引用
とうとう座りションが上回る時代が来てしまったのか・・・。
私たちが介護を受ける時代には、男性職員にさえ「男のロマン」を理解してもらえないということです。
私から言えることはこちら↓
介護を受けるだろう将来に向けて、今から座りションを習慣化しておきましょう!無理やり座らされる時代が来るかもです・・・。
まとめ
立ちションは「男のロマン」ですから、出来る限り「立ちション」ができる支援をする。
大事なのはそういう心意気が介護には必要ということだと思います。
あれやこれやと考える過程は介護の醍醐味です。
そうすることで利用者さんに落ち着いてもらえたりもします。
そういう姿勢を他の介護場面でも持てるようにしておきたいものです。
とはいえ、立ちションも「男のロマン」の終焉を迎えようとしているようなので、小便小僧も見納めかもしれません・・・。
ベルギーの小便小僧の近くに小便少女という像があるそうですが、不人気のようであまり知られておらず、今は鍵がかけられているようです・・・。
座りションが主流になれば、小便少女がメジャーになる日が来るかもしれませんね(^_^;)