どうも、YO-PRINCEです。
どこの職場も「噂」や「陰口」ってありますよね(^_^;)
「噂」というのは、「確実でない話」のことです。
職場に群がるしょーもない「噂」への対処、みなさんはどうしていますか?
悪質な噂はイジメです!
「噂」といってもいろんなタイプの噂話があると思います。
私が一番嫌いなのは週刊誌ばりの言いたい放題の噂。
Aさん、Bさんと付き合ってるん知ってる?こないだAさんが肩もんでんの見てしもたんやわ~!
Cさんな、Dさんと浮気して妊娠させて中絶させたらしいで・・・。
これらは実際にあった噂話です。
こういう作話で盛り上がる人たちって結構いるんですよね。。。
言われた側はたまったもんではありません。
なかには人間不信に陥り、「うつ」になられることだってあります。
こういう噂を流す人は、めんどくさいことに話し上手だったりするのでホントっぽく聞こえてしまいます。
加えて、少し事実を交えて話すのでホントっぽく聞こえるというのもあります。
前述の例で言えば、「肩もんでいた」というのは事実で、それを「肩もむほど仲が良い」というふうにホントっぽく聞こえる言い回しを付け加えてきたり、「中絶した」ということは事実で、実は「離婚した」という事実もあったもんだから仲良い人と浮気していると妄想してホントっぽく言ったりするわけです。
そもそも人が「中絶した」ということをわざわざ言う必要もないわけです。
そこだけ見てもデリカシーのなさが伺えます。
デリカシーがなくて、思い込みが激しくて、その自覚がない人が変な噂を流すのです。
ところが、それを信じてしまう人が出てくるわけです(--;)
あげくの果てには、噂を信じてしまう人たちの口から「火のないところに煙は立たないって言うしね~」なんて言葉がでてきたりします。
集団のイジメと化していくのです。。。
火のないところに煙が立つ!噂の放火魔のせいだ!
ここでハッキリと言っておきたいのは「火のないところに煙は立つ」ということです。
噂の「放火魔」みたいな人がいるからです。
そんな噂の放火に油を注ぐようなことをしてしまう人たちもやってることは一緒。
これは完全にイジメですよね。。。
こういった事例に職場で遭遇した場合は、すぐさま上司に相談するべきです。
職場にはセクハラについての規定があるはずです。
セクハラは法令によって防止する措置を講じることが義務付けされていますから。
セクハラに該当しなくとも、プライバシー侵害や名誉棄損となるような事例であれば、職場が守ってくれる・・・はずです!
とはいえ、残念ながらそんな職場ばかりでもないのが現実です。。。
そんなときどうすべきか・・・。
必ず周囲に理解者はいます。
理解者を増やしておくということだけでもしておいたほうがよいと思います!
それも無理なら自分の心を守るためにも『辞める』が得策だと思います。
そのぐらい『噂』というものは心をえぐりかねないものなのです。
噂の放火魔撃退成功事例!
噂を流す人たちは…
あんた!ここだけの話やで言うたらあかんで!
そんな言葉を口癖に秘密の共有という特別感を刺激され、ねずみ講式に噂が広がっていきます。
噂の出所を特定できないことも多々あります。
まさに「言うたもん勝ち」です・・・。
こうなってくると、噂されている側としては「私の言い分も聞いてくれよ」という気持ちにもなってくるものです。
多くの人はそう思いながらも泣き寝入りしてしまうので、噂の力に勝つことができません。
私の場合は、噂には噂で地味な抵抗をします。
どういうことかと言うと、噂されているということを噂で流すということです。
なんかね、AさんとBさんが肩もんどっただけで付き合っていることになっているらしいですよ~。
あ・・・それ、誰かから聞いたで~。二人は付き合ってへんのかいな?
Aさんはマッサージの資格持ってるから皆結構もんでもらってますよ!というか、それだけで付き合ってるって言うのおかしいでしょ!?
地味な抵抗と書きましたけど、結構これが効果的なんです。
向こうは根拠なしに言っているけど、こちらは必ず根拠を持って言います。
噂というのは「確実でない話」のことで、私が言っているのは「確実な話」しか言わないので、厳密に言えば私のしているのは「噂」ではないですね(^_^;)
「噂には噂で・・・」と書きましたがちょっとニュアンスが違いました(^_^;
いぜれにせよ、「確実でない話」より「確実な話」のほうが信じてもらえるものです。
最初は、信頼できる人から噂が流れていることと噂の真相を伝えてみましょう。
そして、徐々にその輪を広げていけば噂の真相が拡散され、噂は衰退していくものです。
ちなみに、私のことでこうした悪質な噂が流れた時は、上層部にも噂の状況を伝え、「イジメに当たるので噂が流れている状況と事実を全体に周知したい」と申し出て、上層部の理解のうえで全体に周知しました。
そうすることで、噂を衰退させることに成功したことがあります。
まぁ噂と戦うには結構な根気がいりますので、出来る限り仲間を作っておいてほうがよいと思います。
正しいことにのっかってくれる人は、動いてみるとたくさんいるものです。
こういうときは精神的に強い人が矢面に立ってくれるのが理想ですので、そういう人が力になってくれるのであれば助けを求めてみることをオススメします。
とにもかくにも、『しょーもない噂が流れている』ということを事実とともにどんどん広げていくだけでも効果はあると思います!
噂と同じ構図が介護場面でも起きている!
噂を流す人が一番悪いのではあるんですが、聞くほうも聞く方だと思っておいたほうがよいと思います。
根拠に乏しいことを鵜呑みにする必要はないですし、ふんふんと聞いてしまうと噂を流すような人は調子に乗ります。
なので、噂を聞いたときは出来る限りその根拠を聞くようにしてください。
きっとたいした根拠ないです(^_^;)
そして、話は終っていくと思います。
実はこうしたことは介護の仕事の「情報共有」においても、ただの推測が事実として伝わってしまったりすることが多々あります。
噂の構図とよく似ています。
例えば、こんなことです。
Bさんはご飯は半分ぐらいしか食べてないですよ!
Cさんはお風呂は5分ぐらいで上がられますよ!
Bさんのご飯半分はたまたまその時が「半分でよい」と言われただけかもしれません。
Cさんのお風呂は、その職員から言われたら上がると言わざるを得なかっただけかもしれません。
このように、その時たまたま、その職員に対してたまたま見せた利用者の姿が「答え」であるかのように申し送られ、聞いた者は何の違和感もなく受け入れてしまうようなことがよく起こります。
人間はそんな単純な生き物ではありません。
複雑な生き物です。
ご飯は半分しか食べないと思ったら大盛りでも食べられることがあったり、お風呂も5分のときもあれば10分のときもあります。
相手によって見せる姿もさまざまです。
私に言っていることと、別の人に言っていることが全く違うということなんかは日常茶飯事です。
それでも、人間は自分が見聞きしたものを過信してしまう傾向があるんですね。
面白い生き物です(^_^;)
このように、介護場面における情報は確実とは言い切れない話が多くあり、「噂」程度のものと受け止めたほうがよいと思います。
各職員から見た「噂」のような情報のなかで生き残るのは、より根拠のある情報です。
前述の噂の放火魔撃退事例のように、事実をもとにした話は根拠があるので強いわけです。
これは何かにつけて言えることですが、話を信じるか信じないかは「根拠」があるかどうか!
これに尽きると思います!
まとめ
悪質な噂・陰口は、子どもの世界でも大人の世界でも例外なくイジメです。
イジメられたくないから噂を楽しむ人たちに合わしておくなんてことは止めましょう!
それもまたイジメです。
子どもの頃、「イジメは見ているだけならイジメているのと一緒」と教わったはずです。
でも、大人は「大人には大人の事情がある」なんて訳の分からないことを言ったりします。
そんな社会のなかでは仕事における有機的な連携も生まれないと思います。
そこにあるのは上辺だけの連携でしょう・・・。
権力の強い人や口の上手い人が言ったことが鵜呑みにされるような社会にしてはいけませんよね。
大切なことは「根拠」を持って話し、「根拠」を確認しながら聞くということです。
それができたら噂はなくなるでしょうし、チームでいい介護が出来ることにつながると思います。
「根拠」は大事だよってことはこちらの記事でも書いていますので、もしよければご覧になってください↓
最後になりましたが、山本リンダがこんな名言を残していますのでぜひとも頭に焼き付けておいてください。
うわさを信じちゃいけないよ!